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テーマ:たわごと(26867)
カテゴリ:楽しんで働きましょう
「お父さんはお客さまからお金を貰って、お家に持って帰ってくるの?」 まぁちゃんの素朴な質問に、「そうだよ」と答えた夫。 「お友達の○○ちゃんのママはお外で働いているから、やっぱりお客様からお金を貰ってお家に持って帰ってくるんだね。」 「そうだね」とこれにも応じる夫。 「お母さんは知ってた?」との問いかけに、「知ってるよ」と答えた私。 しかし、その後のまぁちゃんと夫の会話にちょっと落ち込んでしまいました。 「お母さんは、お仕事してないのにどうしてお客様からお金がもらえることを知ってるの?」 「お母さんも昔は働いていたから知っているんだよ」 「でも、今は働いていないんだから、駄目だよね」 この会話に、ちょっと待った!!と参戦。 「お母さんは、まぁちゃんとお父さんのお世話というお仕事してるでしょ?ご飯作ったり掃除や洗濯したり・・・。」 これに返ってきた返答は・・・・。 「それって、大人の女の人はだれでもしなきゃいけないことなんでしょ?お仕事じゃないじゃない。ねぇ、お父さん?」 「そうだよねぇ」の二言・・・・。 まぁちゃんは、ずっとお仕事する女の人になるのが夢なのだそうです。 夫と娘の会話の結論は、「お母さんはお仕事してなくて、お金をもらえないから、おうちのことをしなくちゃならない・・・・」に落ち着いたようです。 ふーん、そうなんだ。 「お仕事」って、お金をもらえなきゃ仕事じゃないと思っているんだ・・・。 主婦業は、1200万円の価値があるんだからね! そう思いながら怒りを内観していると、ふと別の考えが・・・。 夫がどう思おうと、知ったこっちゃ無いけれど・・・・。(夫は、99%無理だと思うけど大器晩成の私が稼げるようになった暁には、紐のようにして生きることが夢なのだそうです。) 娘が、家のことに対してマイナスイメージを持っているのは由々しき問題。 妻になるかならないか? 母になるかならないか? 稼いでくるか否か? そんなことは本人の人生次第だけれど・・・・。 「生きる力」=「暮らし力」という事に対しては、大事にして欲しい。 自分の暮らしを整える力は、どういう生き方をするにしても必ず身につけておいて欲しいことの一つ。 「こりゃ、意識改革が必要だ!!」と思った次第です。 相手を変えるということは、とっても難しいことだから・・・・。 まずは、私の中にそんな偏見のかけらが無いかどうかをチェックして・・・。 自分の意識を変えることから創めてみることにいたしましょう。 「仕事」って、「事」に仕えるということ。 どんな仕事でもその事に仕えるということ、つまりすごく受動的なことだなと文字から感じました。 じゃあ、今やっている全てのことを、「仕事」という観点ではなく「学問」という観点から捉えてみたらどうかなぁ? 「学問」、学び、問うこと。 なんだかとっても能動的な感じがします。 どうせなら、今後の人生に用意された道を、常に学び問いながら歩むという能動的な自分でいたい。 そう思い、決心した今日の朝。 「天は私の進むべき道を、こんな形で指し示して下さったんだ」と、感謝しながらお洗濯物を干しました。 早速以前買って、さーっと一通り目を通していた本を引っ張り出して、もう一度学びなおすことにしました。 この本に書いてあった、この言葉を思い出したからです。 「イギリスの主婦は段取り上手」 ~中略~ 「家事をいかに効率よく済ませるかは、「いかに楽しく生きるか」を左右する!」 この考え方は、私のその後の生き方を変えました。 そのために、 イギリスの主婦には、この家事を手際よく進め、時間内に済ませる段取りの上手さが身についていたのです。 もちろん、それぞれの家庭でやり方はまちまちです。主婦が知恵を駆使して工夫を重ね、手早く済ませるためのに料理や掃除にその手腕を発揮。 イギリスで、家事は、「クリエイティブで素敵な仕事」と位置づけられるのは、まさに主婦の力量が家事に歴然と現れてくるからにほかありません。 (英国式15分家事術 佐藤よしこ氏著より) 家事を家政学としてとらえ、結婚前の女性が主婦として必要な家政学を学ぶために、フィニッシング・スクールに通う習慣があるイギリスでは、きちんと家庭運営や栄養学を含めた料理、フラワーアレンジメント、インテリア、掃除、洋裁といった、ハウスキーピングの全てを、教室での勉強プラス実習を通し、学問として身につけるのだそうです。 今の日本は、こういった趣旨の学校はなくなり、結婚してからみようみまねで家事をこなしているのが実情。 でも、イギリスだろうが日本だろうがアメリカだろうが、生きていくために家庭を運営していくということはどこにいっても同じこと。 だったら、せっかくお手本があるのだから!我が家もこれから、家政学を実行実践することにいたしましょう。 クリエイティブで素敵なことをやってるんだから!
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