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ブログ里帰り続いてます(笑)
けして年末年始のあれやこれやから逃避しているわけではありません(笑)(笑) さて 何事も記録しておくことが大事だなと あらためて思う今日この頃 憶えているつもりでも自分の記憶ほど あてにならないものはないからです。 そうこうしているあいだにじぶんも周りもしずかに変化を続けていて すぐにわけがわからなくなります。 失われゆく世界 失われてから初めて気づいた時の あの喪失感 やるせなさ いつもそこにあるもの が いつまでもあるものとはかぎらないのですよね。 きのう書いた「ワタシのプラタンヌ」も然りですが ああ なんて長い前置き(笑) これはご近所さんです。 とくにお手入れされている風でもなく でも自由気ままに花を咲かせるサボテンなど 野趣に富んだ風情がだいすきでした。 これはササユリでしょうか、 立ち枯れのすがたもすきな風情で。 このお宅は 立派な資材が使われ凝った作りのお家で 全体に雰囲気があってだいすきでした。とりわけこの前庭が。 でもいつのころからか無人となり それでもサボテンもユリも 時が来れば花を咲かせて 道すがら 目を愉しませてくれました。 しかし老朽化が進んだのか 「危険」のコーンが置かれ やがてシートが掛けられ ついに取り壊しがはじまりました。 そしてあっという間に更地になりました。つい10日ほどまえのことです。 もうこの前庭もありません。 ただなにか心急くものがあって 水曜日だったかの帰り道 力なく項垂れたサボテンが工事途中のシートから覗いているのを見て おもわず一枚だけ失敬したのですーー その翌日の帰り道にはもう根こそぎ 何も残っていませんでした。 そのぎりぎりの時間に咄嗟に捥いだ一枚の葉がこちらです。 どうすればいいのかわかりませんが しばらくこうして水につけ 根が出てきたら植木鉢に移植をと考えています。 生命力の強い子だとおもうのですが 祈るような気持ちです。 このお宅の跡地は駐車場になるそうです。 それぞれご事情があるのは承知の上で勝手を申しますが 京都のあちらこちらで こうして良質のおうちが壊され 駐車場とマンションばかりが増えていくのは やはりどこか味気ない思いがします。 ワタシも空き家となった実家問題を抱えているので 他人事ではありません。 いろいろ「終いごと」にも思いを致す年の瀬です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 30, 2023 11:05:10 AM
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