大声を出すことの効用
サッカーの監督が試合中に大声で選手に何か言っているような光景をよく目にします。でもあれは指示をしているのではないそうです。試合中にそんなことをするようではとても勝負に勝つことはできない。確かに試合中に、選手が監督の指示を気にしているようでは試合には集中できません。あれは監督自身のイライラ、ストレスを発散しているのだそうです。つまり胸のわだかまりを大声を出して発散しているのだそうです。精神衛生上大変効果があるそうです。だからストレス対策として大声出すことは、老廃物を体外に排出することと同じことになるのです。これに倣い、私たちもストレス発散のために大声を出して、胸のつかえを吐き出すようにしてみたらいかがでしょうか。でも毎日の生活の中で、大声を出してストレス発散する機会はあまりありません。どうしたらよいのか。私は以前ベートーベンの第九合唱団に加わって歓喜の大合唱を経験しました。思いっきり声をだして確かにストレス発散にもなります。またオーケストラと共演できて感動もあります。数千人の人との合唱はとても力強く、人間の底しれない力を感じました。みなさんも機会があれば1回挑戦してみてください。1回歌詞を覚えれば家の中でも伴奏に合わせて歌えるようになります。歌っている時には同時に思考することはできません。歌うことに専念することしかできません。つまり不安や恐怖、不快な感情から一旦解放されることになるのです。その他では手っ取り早いところでは、カラオケです。You Tubeの動画サイトではほとんどの曲が用意されていますので、別にカラオケルームに行く必要はないかもしれません。パソコンで再生して歌えばよいのです。うまく歌えなければ歌手の歌声に合わせて歌えばよいのです。私のような音痴なものでも手順を踏めばなんとか楽しめるようになります。コツとしては録音機を使うことです。お勧めはPCM録音機です。鮮明にダイレクト録音ができます。プロが歌唱しているものをYou Tubeからダイレクトに録音して、小節ごとにリピート機能を使って、歌い方が分からないところを繰り返し聞いてみることです。私はこれで「奥飛騨慕情」「夢追い酒」「君がすべてさ」「二人酒」「博多時雨」「還暦祝い唄」等を練習しました。毎日アルトサックスの練習もしています。最近はそれ以外に、カラオケを30分練習しています。歌詞も一番だけはすべて暗譜しました。バイクでの通勤途中はもっぱら暗譜したカラオケを順番に歌っています。楽しいです。多少なりともストレスの軽減に役立っていると思っています。また1年に2、3回あると予想されるカラオケの機会には、逃げずに歌ってみたいと思っております。あの音痴な人がと、みんなをびっくりさせてみようと思っています。