金魚ちょうちん作りのすすめ
柳井市名物、縮小版「金魚ちょうちん」作りは森田実践になります。入院森田では、夜「事実唯真」等の彫刻をされていたそうです。金魚ちょうちん作りはそれに近いものがあります。ちなみに森田療法学会では、歌う森田、踊る森田があると聞きました。これは実際に取り掛かってみると、なかなか思い通りに作れません。工夫、改善の連続です。そこが面白いのです。人生と同じです。1匹の製作時間は1日30分として、約1週間です。糊やボンドが乾く時間が必要ですので、一挙に完成させることはできません。興味のある方のために私の作り方を紹介しておきます。1、36cmの竹ひごを買う。私はネットで買いました。2、75度のお湯に漬けて折れないように真ん中を曲げて癖をつける。真っすぐな竹ひごが見事に曲がります。急ぐと竹ひごが割れます。楕円形になります。それを針金で止める。左上のような形にする。交差するところは木工ボンドで固定する。一晩おくと透明になって固まります。3、上部は直径5cmの針金で作った輪を取り付けます。上部は障子紙を貼らないので空洞になります。4、障子紙を貼り付けます。張る前に霧吹きで水をかけるとピンと張ります。右上の写真。糊は障子紙用の糊を使います。張るときは8つに分けて貼ります。その際三角形のとがった方から三角形の広い方に向かって膨らませるように張ります。このコツはやりながら会得してください。5、目玉と眼の縁取り、口を黒マジックで書きます。手が震えます。やり直しがききませんので、型を作っておくとよい。6、尻尾とひれを作ります。私は左下のような下絵を作っています。上が尻尾です。これに赤のアクリル絵の具を裏表に塗って切り離します。7、バランスを意識して全体に赤のアクリル絵の具を塗ります。最後に尻尾とひれを取り付けて完成です。お気に入りの場所に飾ってください。本格的な金魚ちょうちんを作りたい方は、下記のホームページをご参照ください。必要な小道具と作り方が詳しく説明されています。(株)佐川醤油店オフィシャルサイト 金魚ちょうちんの作り方やり始めるともっと上手に作りたくなります。私は早くも9匹作りました。8匹目からやっと満足のいくものができるようになりました。増えてきたら集談会などで欲しい人にプレゼントするつもりです。集談会でも実際にこういう創作体験を取り入れると楽しいと思うのですが・・・。