|
テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:モ子&ピのとの生活<里帰り中>
…久々の更新です…。 そして、長文です。 気付けば、術後3日。 手術当日&1日目は寝たきり&点滴&絶飲食。 2日目は尿管を外す練習→夜には完全に外す。 昼には水とお茶を、夜には流動食(ゼリーとスープ)を食すも、点滴はそのまま。 3日目の午前中にやっと、点滴と背中の麻酔の管が外れ、朝昼はお粥、夜から常食となり、今に至ります。 私の入院している産婦人科は、ホテル並に食事がおいしいと評判で、産婦さんの中には、毎食写真を撮る方もいるほど。 私の産後の経過は、良好。 優雅なホテル並の食事と個室での入院生活を満喫中…と言いたいところですが。 実はそうでもありません…。 帝王切開の手術で生まれた、我が家の次女ピの。 手術で生まれた子は、この病院ではもれなく生後直後は保育器に入ることになっています。 それは、長女モ子も同様でした。 ただ。 モ子は、小さかった(今でも?)けど、とにかく元気だったので、翌日には早々に保育器から出て、まだ寝たきりな私の病室に連れてこられ、私のほうがびっくりしたほどでした。 ところが。 ピのは…、呼吸が安定しないということで、保育器から出られない日々…。 たぶん、ここまで長引くとは、ここの産科医さん、看護師さん、助産師さんの誰も、予想していなかったのだろうと、思うのです。 そんな中。 術後4日目の31日(月)。パパの、私の産後休暇?最終日となり…、パパ帰宅、モ子もお義母さん同伴で愛知の自宅へと一時帰宅する日。 病院の面会時間は通常午後からですが、午前中、こっそり部屋を抜け出し、外来の患者さんに紛れて、モ子とのしばしのお別れ前に、会いました。 日頃から物分かりの“良すぎる”モ子。 やっぱり、入院の日と同様 「ママとお別れ、大丈夫。」 と言いきり、私ばかりが泣きまくる中、涙一つ見せずにギューっとハグ。 「ママは寂しい。モ子は大丈夫。」 と、やっぱり同じようなことを言い、 「バイバイ~!またね!」 と言って、3人は愛知へと向かいました。 お義母さんは…、泣きまくる私のことを、気持ちはよくわかるから大丈夫、と慰めてくれました。 結婚以来初めて、お義母さんにお願いする、愛知でのモ子のお世話。 お義母さん個人的には、むしろ楽しみにしていたとのことで、その言葉に(もし、それが本音でなくても)救われました。 そして、お別れは予期せずもう一度訪れるのです…。 保育器から出られない日々が長引いていたピの。 私が歩けるようになってからは、保育器越しの、哺乳瓶での授乳(搾乳した母乳含む、主にミルク)や、オムツ替えに、新生児室に何度も通っていましたが。 この日のランチ後、突然ナースステーションに呼ばれ、事前に現状の症状の説明しか受けてない状態から一変、都立小児病院へとピのを転院させると告げられ、…なかなか現実として受け止められませんでした。 そんな私とは関係なく事は進み、ピのは保育器のまま、新生児用の救急車に乗せられて、小児病院へ…。 私はピのと、突然しばしお別れすることになりました…。 小児科医、うちが里帰り出産でパパはいないと言うのに、夕方、小児病院へ来いと言うので、入院中の私が仕方なく、実母の運転する車で一時外出。 夕方、行ってきましたよ、小児病院。 っていうか。 こんなに動かされるんなら、入院なんて意味ないんじゃない? っと、悲しみから怒りに変わってきた。 (ちなみに、怒りの矛先は、主に、産婦人科のほう。一時外出許可したんだし。パパが帰るまでの日にちも数日あったんだし) で。 小児病院で、とりあえずレントゲンと血液検査したところ、今疑われているのは 「新生児一過性多呼吸」 と 「誤えん」(肺に異物が混入した状態。肺炎の原因になりやすいが、ピのは、肺炎ではありません) とのこと。 産婦人科での保育器生活の中でも、(酸素濃度を下げなければ)大声で泣き、ミルクや母乳もよく飲み、顔色も良いので、内臓疾患ではなさそうとは言われていましたが。 小児病院でも、先天性内臓疾患ではないだろうと言われましたが。 でも、悲しいものは悲しいのです。 入院が長引いて、一緒に退院できない覚悟は多少、途中からはしてましたが、まさか、同室はおろか、抱っこもオッパイからの授乳もできないまま、離される日が来るなんて、思ってもいませんでした。 私の術後の経過を回診にくるたびに、院長先生は 「赤ちゃん、元気だからね。呼吸が安定しないだけだから」 と、言いました。 それで、この展開。 予想できますか?!(怒) 元を正せば、NICUのない、小児科医も常勤してない産婦人科で出産したこと自体、間違っていたのかも。 とにかく、母児同室もできない、会うこともできないこの病院にそう長くいる意味はなさそうなので、残りのサービス:お祝い膳(フランス料理らしい)とエステが済んだら、早々に退院したいです。 …もちろん、産科医の許可が出れば、ですが。 写真は、愛知へとモ子が帰る前日に、助産師さん達の判断&計らいで短時間だけ、保育器から出してもらった、この時期最初で最後の姉妹2ショット☆ もちろん、姉妹ショットはこれからも撮れるはずだけど、特にピのの今の時期は、今だけだから…と思うと、写真を見るだけで泣けてきます…。 ピのもモ子も…、里帰り出産してごめんね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[モ子&ピのとの生活<里帰り中>] カテゴリの最新記事
|
|