935024 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

花屋さん 園芸日誌

花屋さん 園芸日誌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2009.01.22
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
冬の1月・2月は、春からの園芸シーズンの準備期間でもあります。

菜園や庭土を耕すのに最適な時期です。土を耕起するだけでもいいのですが、昔からよく言われている冬の「天地返し」をして土を再生しておきましょう。

天地返しとは、地表の土と地中の土を入れ替える作業を言います。
略図の順番に・・・

1、上半分の土Aを掘り出します。
2、下半分の土Bを掘り出します。
3、土Aを先に(下に)埋め返します。
4、土Bを(上に)埋め返します。

この「天地返し」によって、上半分の土Aと下半分の土Bが入れ替わることになります。
(だから天地返しと名付けられたのですが)

ずっと地中にあった土が地表に出ることによって、寒さや風に当たったり、霜柱が降りたり凍ったりします。それだけでも土が生き返るのだそうです。
さらに寒さの効果で、病害虫を殺菌、消毒の効果もあるようです。雑草の根も取り除けるようです。

掘り起こすだけでも土を耕すことになります。地中に押しつぶされていた土が耕されたことによって、空気を含んで、ふわふわに柔らかい、通気性のある土にかわります。

さらに土を埋め返す時に、落葉や腐葉土を混ぜておきますと、自然の有機質が増えることによって、植物が育ちやすい栄養豊富な土になるのです。

家庭菜園も冬は野菜が休んでいたり、庭も春からの植え付けを前にしています。そういう時期こそ、天地返しをして、植物の生育に重要な土を耕しておきましょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.01.22 06:14:40



© Rakuten Group, Inc.
X