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菜園や庭土を耕すのに最適な時期です。土を耕起するだけでもいいのですが、昔からよく言われている冬の「天地返し」をして土を再生しておきましょう。 天地返しとは、地表の土と地中の土を入れ替える作業を言います。 略図の順番に・・・ 1、上半分の土Aを掘り出します。 2、下半分の土Bを掘り出します。 3、土Aを先に(下に)埋め返します。 4、土Bを(上に)埋め返します。 この「天地返し」によって、上半分の土Aと下半分の土Bが入れ替わることになります。 (だから天地返しと名付けられたのですが) ずっと地中にあった土が地表に出ることによって、寒さや風に当たったり、霜柱が降りたり凍ったりします。それだけでも土が生き返るのだそうです。 さらに寒さの効果で、病害虫を殺菌、消毒の効果もあるようです。雑草の根も取り除けるようです。 掘り起こすだけでも土を耕すことになります。地中に押しつぶされていた土が耕されたことによって、空気を含んで、ふわふわに柔らかい、通気性のある土にかわります。 さらに土を埋め返す時に、落葉や腐葉土を混ぜておきますと、自然の有機質が増えることによって、植物が育ちやすい栄養豊富な土になるのです。 家庭菜園も冬は野菜が休んでいたり、庭も春からの植え付けを前にしています。そういう時期こそ、天地返しをして、植物の生育に重要な土を耕しておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.22 06:14:40
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