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花屋さん 園芸日誌

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2009.01.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
風知草は稲や薄(ススキ)の仲間で、とにかく強健で放っておいてもよく育ちます。

春に若葉が出て、夏に緑の葉が涼しく、秋に花が咲き、冬には枯れ葉になります。
枯葉も冬の風情をたのしむためには、そのまま残しておく人も多いようです。

では風知草の枯葉を切り取るのはいつが適期なのでしょうか?

「早春の新しい葉が伸びはじめる前」です。枯れ葉の状態以後でしたら冬のいつでもいいようです。

春になって新緑が伸びてしまってからでは、枯葉の間から伸びて来た新芽を切らないように、枯れ葉だけを切るのは、神業です。できるものではありません。切ろうとすると新緑も切ってしまうことになります。
新緑が伸びる前であれば、枯葉だけですから片手でまとめて、1回だけ、剪定ばさみでちょっきんと切ればいいのですから、楽勝というわけです。

というわけでまだ風知草の枯れ葉を残している人は、新芽のでる前に、一作業しましょう。


なお、つけくわえておきますと、4月ごろ緑葉がのびたころに、もういちど剪定する人もいるようです。
そのままですと夏には葉が長く伸びすぎるので、2,3芽を残した高さで剪定するのです。
1本から新芽が2,3本出てきますから、葉の本数が倍増して、葉が短く、こんもりした形になるというわけです。

植物を育てる場合には、2,3か月後の形を想像したり、1年後の形を想像したりして、いろいろな手入れができるようになれば楽しいとおもいます。





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最終更新日  2013.02.18 22:07:33



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