|
|
|
Apr 19, 2007
カテゴリ：☆つぶやき☆
この間お友達でもあり、リンクさせてもらってるMhoneyちゃんに ”ハッ”  とさせられる事があり（honeyちゃんありがとう ）久し振りに熱～い気持ちになりました。実は私、ず～っとやりたいと思ってる仕事があるのです。でも今となってはもう叶わないのかな？なんって思ってたりして・・・。 ソーシャルワーカー いつかまた大学に戻ってショーシャルワークの勉強がしたい。と思ってからもう相当な月日が流れてしまいましたが・・・それでもやっぱりとても惹かれる職業なのです。 知ってる方は知ってると思うのですがこれになるには相当長～い道のり。 ソーシャルワークと言っても色々な分野があるのですがね。 私がソーシャルワークに興味があるなんって意外と思う人もいるのでは？  何故この分野に興味があるのかと言うと・・・ もう相当昔の話しになってしまいますが、私がアメリカに住んでた頃の話しです。 当時通ってた教会で偶然見付けたとあるブラックコミュニティーの中でのボランティアの仕事。 ここへ来る前までに住んでた地域にはブラックの人達を殆ど見かける事もなくブラックコミュニティーには無縁に近い生活をしいた私。 せっかくアメリカにいるのだから色々な人種の人と交流したり経験をしたいと思ったのがこのボランティアに参加した理由。 内容的には夏休みの間だけ下は５歳位から上は中学生迄を対象としたいわゆる”アフタースクール”の夏休みバージョン。 このボランティアに参加するにあたり、相手が子供と言う事もあり参加前に面接の様なものをしたんだけどその面接官がこれまた凄かった。 ここは夏休み以外でもアフタースクールのプログラムがありこのグループを仕切ってるのがこの面接官なんだけど何が凄かったって彼の名前が ジェームスブラウン（勿論彼の本名です  ）マジビックリしましたよ だって、ここのリーダーにはかなり相応し名前だと思いませんか？因みに、彼は凄いやさしいオジブラ（笑）でした。この建物にはブラックコミュ二ティーお決まりのアイテム マイケルジョーダンの  当時流行ってた？NIKE”Wings"のポスターとマーティンルーサーキングJｒ牧師の ”I have a Dream” のスピーチが貼られていたりしてました。 私が受け持ったのは５歳～小学校低学年。（メインで教師が一人いて私はアシスタントをやってました。） 毎日彼等と勉強したり、一緒にプールへ行ったり、ローラースケート場へ行ったり、アジア人が珍しかったのか？どの学年の子達も気さくで男女共に皆良い子達。たまにダンスを教えてくれたりもしました。 当時流行ってた”バウンス”や”バタフライ”とかも彼らに教わりました（笑） 出来ない動きがあると ”日本人は踊れないのか？” と小、中学生の子供に言われたり・・・。私、思いっきり成人女性・・・。（恥ずかしかったです  ）小学生の男の子に ”僕の友達が君の事を好きだって ”と振り返るとこっそり影から私を見つめる男の子に告白されたり （私は一体いくつに見えたのか？）↑のジョーダンのポスター指差しながら ”彼は飛べるんだよ！！” と目を丸くして私に話しかけてきた男の子。 当時流行ってたアリーヤの"Are you that somebody"の歌を真似して歌い踊ってた女の子達。 見るもの、聞くもの全てが今まで経験した事のないものでとても新鮮でした。 今でもこの歌を聴くと彼らの事を思い出します。 しかし、この楽しい毎日とは裏腹に、彼らが置かれている状況もここへ通うに連れて把握してきました。 初めの頃は全く気付かなかったけどこの建物がある地域は大きな道を隔てて北側と南側で全く雰囲気が違う。 分かる人にはこの意味が分かると思うのですがこの建物があったのは低所得の地域。そしてその地域に住んでる子達がここへ来ていたのです。 私と同じ様にボランティアに来ている内の一人に ”ここへ来てる子達の殆どが母親か祖父母達と暮らしていて父親や兄弟は牢屋で暮らしている子達が多いのよ” と淡々と話す彼女に対し、当時こういった類の事は全く無知だった私は凄くショックを受けました。 ここにいる大人達が何とかしてFollow themさせない様今から子供達に ”真直ぐな道” を教えているのが凄い伝わって来ました。 その一つとして ”Lord”（神） の存在だったんだと思う。 理解し難い人もいると思うけど ”何かを信じる” 事により自分を強く持ち悪い誘惑から逃れる。 あの環境を見たら誰もがそう思うと思う。 日本でごく普通に育った私にとっては全く想像することが出来ないこの現実。 もの凄いカルチャーショックでした。 この環境を見て ”だから何？仕方ないよ”と思う人もいると思う。 でも私は、毎日笑顔が絶えない無邪気な子供達を見ていて ”自分も彼等の様な子達の為に何か出来たら！” と言う気持ちでいっぱいになった。 そして、子供だけでなく大人だってソーシャルワーカーの力が必要な人は沢山いる。 助けを必要をしている人には手を差し伸べたい。 当たり前の事かもしれないけど私はこのボランティアを通して色々な事を勉強させてもらった。 世の中には色々な境遇の人がいると言う事を。 あの境遇で生活していて ”真直ぐな道” に進む事がどれ程大変か。 本人達が一番良く分かっていると思う。 もうあの土地に行く事はないと思うけどあの当時の子供達が皆元気で ”真直ぐな道” をいっているか？ それだけが今でもとても気がかりです  今、思い返してみてもやっぱり胸が熱くなります。 数年前、アメリカで一緒だった当時の学友がやっと帰国したので聞いてみた。そしたら ”今更ソーシャルワーカーは無理だよ～”と一言 この彼女、当時は私より英語が全然出来なかったのに（苦笑）努力家だった彼女、大学院行ってMBA取って帰国しやがったぜぃ！！ 私だってさぁ・・・お金  があればやりたいさ・・・。時々思う。あの時帰国せずにそのままアメリカに残ってたら？ってね。 きっとまた違った人生だったんだろうな～。 そしてこれは ”私の夢” で終わっちゃうのかな？ 皆さんもあります？なりたいもの、なりたかったもの？？ その夢諦めました？それともまだ叶うと信じていますか？ 彼に一度ソーシャルワークの勉強がしたい！と熱～いこの想いを話した事があったんだけど全く私の想いが伝わっていなく ”よし！じゃ～ソーシャルワーカーになってDay care center（託児所）を作ってガッツリ稼いでくれよ ”と言う的外れの答えが返ってきました・・・  ”駄目だこりゃ” と思った瞬間でもありました・・・ 何だかまとまりのない日記になってしまいましたが何となく分かってもらえたら嬉しいです 
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[☆つぶやき☆] カテゴリの最新記事
|
|
