いつになっても片付かない我が家の和室は
まさに私の性格の象徴である。
巷では収納技→整理術へブームが移行しているようで
「捨てる」事を推奨する本や雑誌が増えている。
物をたくさん持ちすぎるよりも
必要なものを必要なだけもって暮らすという提案だ。
私も何年か前に「捨てる技術」という本を買い
その気になって捨てようとしたのだが、いざとなると
「これは旅行先で買った思い出が。。。」
「いつか使いたいと取っておいたから。。。」
「前にこれが無くて困ったよな。。。」
と自分に言い訳をしては結局もとの場所へ戻したりして
なかなか捨てられないのだ。
本にはそんな時のために
「いつかなんて来ない」とか
「自分が死んだら全部ゴミ」とか
物と決別するための意識も書いてあるけど
物と対面するときは自分一人だけなわけで
これがなかなか思い切れないのだ。
そうは言っても和室に積み上げられた物を見るたびに
何とかしたいと思っていた。
そうしたらついに、「捨てる波」が私にやってきたのだ。
捨てる推進派のHPなど見てるうちに
むくむくと捨てるパワーが沸き起こってきて
昨晩は一気にゴミ袋(大)に五つほど詰めることができた。
今まで迷っていた物、捨てられないと思っていた不用品が
急にうっとうしくなり、これもあれもとはずみがついた。
その理由はもしかしたら長く続いた雨のあと
カッと晴れて暑くなったせいかもしれない。
じめじめした空気にカビが生えそうな物やホコリだらけの物
そんなのを見ていたら急に何もかも
晴れたのを機会にサッパリしたくなったような気がする。
物を整理したいと思ってる人は
この時期がチャンスかもしれないよ。
捨てられるとかなり「快感」です。
週末も捨てるぞ~