2026年に開催される北中米ワールドカップ（W杯）のアジア最終予選（3次予選）第4戦、サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）がオーストラリア代表と埼玉スタジアムで対戦する。FIFAランキングは日本16位（アジア1位）、オーストラリア25位（同4位）。グループ内では日本に続くランキングで一番のライバル。

先のサウジ戦、前の中国、バーレーンとはワンランク上の相手で、日本の攻撃手3バックはどうだったのか気になるところで、テレビ放送されなかったサウジ戦をネットで見たところ、日本が割と苦戦していたことがわかる。むしろサウジの方が日本をよく研究して、戦績に批判されているマンチーニさすがと思うところも多い。日本の戦術にもサウジは対応していたし、日本の後ろも連動するプレスも剥がされ、5バックに押し込んで好きにまわされたり、結構好きにやられてる。結果2-0で勝利した試合だけど、日本の弱点を全世界に見せちゃった感じさえする。個人的には鎌田はシャドーには向かない。攻め込まれて5バックの時は、少し開いて受け手にならないとWGが上がれないのに、動き回る南野がワンボランチにつかれている中、彼が下がり過ぎて出しどころがなく、アバウトなクリアのセカンドをサウジに拾われる切り替えし。これは「持たせている」状態ではない。シャドーは押し込まれた局面でもサイドに張れて縦にもいけるタケの方が、このシステムにはフィットするとみる。だから左は三苫でもいい。

明日のオーストラリア戦も3-4-2-1のシステムでスタートすることが確実視される。ただし、オーストラリア代表は日本対策なのか、ポポヴィッチ体制下初戦の中国代表戦は3-4-2-1で臨んでいる。今回おそらく、同じシステムで対峙するミラーゲームなる。こうなるとクオリティの差、チームの総合力、WGのディフェンス力も展開を分けるのか？特にWGが狙われて、前線の高い選手にロングボールを多用してくるようなら、選手交代を含め即座に4-3-3に移行するなどの対策も必要になる。サウジ戦は全然圧勝ではない、むしろ内容では負けている。報道では最強日本なんて言われてるけど、格下相手に順当に勝っただけで、これで格上相手の本戦を勝ち上がれるのか言われれば、不安要素の方が多い。オーストラリアもいろいろ仕掛けてくると思われるけど、さらに弱点を露呈しない様に、ピッチ上で選手の対応力にも期待したい。今まで違った戦いになることは間違いないし。

さて、遠藤が体調不良なら、チマをボランチでみたい。小川ワントップいいね！三苫シャドーでWG中村先発もあり。まだまだ勝ちながらいろいろ試して成長していかないと。日本が有利なのは動かないとして、セットプレーで失点して負けることでもあれば、最強日本から、大丈夫か日本になっちゃうからね^^。