波乱万丈！様々あるのは生きている証拠

３分って。

長く感じますか？

短く感じますか？


時と場合によりますね。


インスタントのチキンラーメンだとふやけちゃうし。

インスタントでもノンフライ麺だとフライングっぽい固さだし。


夜の３分より朝の３分の方が重要だし。



コレが我が家ですと･･･

すべて『剣道』で語られてしまうんです。


「はじめ！！」で飛んでとっちゃう面を『ハジメン』といいます。

「はじめ！！」で意表をついた抜き胴を『オープニング胴』といいます。

「はじめ！！」でちょっこり当てちゃったコテを『コテっちゃん』といいます。


そんな話は『我が家』でしか通用しません。

剣道を一生懸命されている方々からは「けしからん！」と怒られちゃうかもしれません。

超マニアックで周囲の皆さんは冷ややかな視線で見ているのかもしれません。


閑話休題。


まぁとにかく『３分』なんですよ。

中学生の試合はだいたい『３分』


試合開始直後にうまいこと『１本』とってしまった後の残り時間の長い事長い事･･･。

１秒が１０秒に感じます。


逆に時間切れ間際に『１本』とられてしまった時には

お～ね～が～い～！！

時間よ～～～～止まれーーーーーーー！！！！！


そんな感じで試合が流れていくわけです。

３分間も持たずに『二振り』されて切って捨てられる時もありますしね。

まさに『秒殺』･････････


このたびの県大会は

我が家の坊主の『最後の県大会』だったわけです。

前日。

団体戦は予選リーグで全敗いたしました。

有り得ない内容でした。

思い出せないのではなく『思い出したくなかった』のかもしれません。


地区大会での踏ん張りはドコに行っちゃったの？

県大会にも出場できずに涙を飲んだ選手も山ほどいるというのに･･･。

全敗はないだろー･･･


正直。

団体戦はあきらめろ、と。言われていました。

昨年、県大会で３位に入賞した団体戦でしたが･･･

今年度はイマヒトツ･･･伸び悩んだ･･･というか･･･


こうなったら個人戦しかない！！

地震で稽古は出来なかったけど、

今までの積み重ねで何とかするんだ！


ベスト３２

次。ベスト１６･･･

･･･の時に。

新潟地区３位の子と当たる･････････


ハッキリ言って新潟地区のベスト８に入っている子達は

誰が優勝しても可笑しくないくらいレベルが高いのです。

特に男子は混戦状態でした。

女子は昨年、『燕中学校』が全中制覇を成し遂げていますし。

頭一つ出て『燕』は強い。

新潟県の剣道レベル全体を押し上げて引っ張ってくださっています。


前置きが長くなりましたが･･･

ベスト１６にいけるかと言う時に大きな山が立ちはだかっていました。

ココを切り開きたい･･･。


息子の師匠。熱い男Ｍ先生は飛んできてくださいました。

先生のお母様が大変な闘病生活をされている最中で。

ココ数ヶ月、稽古をすることが出来ず、「大事な時期に指導ができなくて申し訳ない」と。

いつも息子のことを気に掛け、

毎日のように電話で稽古の様子や普段の生活の状態を尋ねてこられていました。


試合の最中、指示を仰ぎ、うなづく息子。

見えないけれど、ソコには『親も入れない』師弟の絆があったと思います。


剣道仲間のＴ家の奥様がビデオ撮影を買って出てくれ。

私はタダ震える手を握って

「神様、どうしても今回は勝たせてください」


まさに『神頼み』･･････


･･･で。

気がついたら息子が『胴に見せて面』と言う捨て身技で（失敗するとモロに面が空く）

旗が３枚。息子に上がり･･･

勝っちゃった。















で。

勢いつけてもう１勝。

コレでベスト８

そして挑んだベスト４戦。


相手は･･･前に闘った事あったっけ。。。

あぁ！今までに負けた事無いよな！！

おっしゃー！！行けー！！





と。思ったのがイケナカッタのか。

延長戦の末、ここで黒星。

･･･ヤバイ。

全中が消えた。

「一瞬。目の前が真っ暗になった」とあとで息子がほざいていました。

ベスト４戦で負けてしまうと

勝った４人は上位で順位決定戦。

負けた４人が北信越大会を賭けて２つの枠を争います。

全中は１位と２位だけ。

北信越はソコにプラス４人。

６位までしかいけません。


この時点でベスト８の中に地元の地区では息子ともう１人しかいなかった。

毎回。小学校の頃から何百回と闘いあってきた戦友と･･･



結局。その後息子は２戦し。

２勝し。

県５位になりました。


全国は遠かった。

長くて短い県大会でした。


翌日は娘の高校で稽古に参加し

インターハイの壮行会に息子も出席しました。


娘達は全国に行くのか･･･

佐賀総体か････


とても複雑な想いで参加しました。

佐賀総体と北信越大会（長野県白馬開催）は開会式から重なっているんです。


『佐賀』と聞いた時点でムリ･･･とは思いましたが

言い訳がましく息子の北信越へれっつらごー。


８月の６日が開会式。同時刻。佐賀も長野も開会式。

７日は佐賀総体では『女子予選リーグ』の時間と息子の北信越の個人戦が同時刻。


呼吸困難は１回でいいよ、と。ありがたいことです。



２９日の夜。自宅に着くと･･･

夏の風物詩。

『すいか』の匂いだけがしました。


『すいか争い』が翌日、勃発いたしました。

　　　ｍ(＿ ＿；)ｍ