笑わずにはいられない愛の手紙
友達から手紙をもらいました。この友達と私との間でちょっとしたブームになっているのが翻訳ツールを使った手紙のやり取り。彼女はフランス人、私は日本人。共通の言語は英語です。でも日本文化や日本語に非常に関心が深い彼女、いろいろな゛ジャンク”日本語を知っています。彼女の日本語は、「将軍」というフランスで放映された映画で覚えたもの(笑)。話し方も“サムライ流”でかなり笑えます。あとは私たち日本人が普段使っているような「あのぉ」とか「えっとぉ」とか「そうそうそう」などというあいづちをすっかり覚えてしまい、頻用しております。さてこの友達、一度日本語のメールを送ってきました。え? 日本語で?? と思いきや、メールの翻訳機能を利用したもの。これに私がかなりウケ、仕事中に受け取ったものですからオフィスで含み笑いをこらえるのに必死でした。これに味をしめた彼女、メールの翻訳機能を常用? するようになりました。でもこの翻訳機能、はっきりいってナンセンスです。。。 たとえばこんな風。「親愛なる○○(私の名前)。私は私がいかに認めるか言いたいと思う。実際に非常に良い人、非常に種類、非常に素晴らしい人格と生命の素晴らしい目的との非常に敏感な…、である。誠意をこめて他への、および常に壮麗な微笑を注意する。変えてはいけない。すべての私の愛と。」となっています。意味不明…。さてオリジナル英語版は…「Dear ○○, I want to tell you how I appreciate you. You are really a very nice person, very kind, very sensitive, with very nice personality, and with a wonderful objective in the life, you always sincerely pay attention to others, and always a magnificent smile. With all my love, ○○」という何とも愛情深い手紙です。私がそのまま彼女に書き送りたいくらい素敵な手紙です。この愛情に満ちた手紙、日本語訳で読むとブブッと吹き出してしまいます。オリジナルと日本語訳を付けるところが何ともフランス人らしい。シリアスだけどシリアスすぎない。このお茶目な遊び心を私も常に持っていたいものです。