中東では夏時間の始まり
日本での復興活動の様子を毎日インターネットでチェックしています。生活物資が足りなかったり、寒さに凍えておられたり、汚染の影響で野菜がダメになったり…問題は山積していますね。とても心を痛めています。避難生活が長引くと、身体面だけではなく精神的にかなりきついことと思います。遠い中東から応援しています。中東でもたくさんの人々が日本のことを心配しています。みなさま、頑張ってくださいね!!ここレバノンでは、先週の週末に夏時間への調整が行われました。ヨルダンとシリアでは今週の木曜日の夜に一斉に夏時間への調整が行われます。こうした調整は週末を使って行われるので、同じ中東でも週末の曜日が違うレバノンとヨルダン・シリアで時間差が生じるのです。レバノンの週末は日本と同じ、土曜日と日曜日。ヨルダンとシリアの週末は金曜日と土曜日です。 時計の針を1時間進ませます。これで日本との時差は6時間となります。時計の針が1時間進んだことで、日がすっかり長くなったように感じます。これからどんどん日が長くなり、活動しやすくなる季節。レバノンでは夏になると夜遅くまで人々が表へ繰り出し、何とも騒がしい季節を迎えます。結婚式のばか騒ぎや大音響の音楽が聞こえ始めるのもこの時期。夏の終わりまで(しかも温暖化の影響で年々、夏の終わりが遅くなる…)、騒音との闘いです。同じように人々が夜遅くまで活動するのがシリア。シリア人は本当に夜型です。夜遅くまで、家族連れなどで街は賑わいます。その代わり朝はゆっくり、のんびり始めるのがシリア流。対照的にレバノン人はかなり早くから朝の活動を始めます。体力あるな!! 体力あるっていうか…睡眠障害を抱えているレバノン人もかなり多いのですが。なので、同じ夜型でもシリア人のほうがずっと健康的なイメージがあります(私はいつでもシリア人の味方ですからね、レバノン人には何かとケチをつけたくなります。でも本当のことですから致し方ありませんよね。はい)。夏に向けて始動開始。日本でも日一日と復興が確実に進んでいきますように…。 中東旅行のことなら何でも http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx