ペルシャ猫と夕焼け
先日友達の家に遊びに行きましたら、ペルシャ猫が飼われていました。生まれてから2ヶ月半ほどだということです。実際にはもう少し大きいかもしれません。US$100 で買ったんだ、という説明。正真正銘のペルシャ猫だそうです。ペルシャにしては三毛猫っぽい模様ですがね…実際のところはよく分かりません。 が、フワフワして可愛い~~。猫大好きの私としては、構わずにはおれません!! 実家では幼少のころから猫を飼っていまして、15,6 年ほど一緒に暮らしたでしょうか。やがて猫アレルギーを発症し、抱っこするとかゆくなるようになってしまってからは猫から遠ざかった生活をしています。が、本来は猫大好きです。自分では飼えない分、とある猫のブログを毎日覗くのが楽しみ。この友達の猫は「ヨッピー」という名前。気高いペルシャ猫にヨッピーという名前はなんだか似つかわしくない気もするが…。この友達の家にはライアナというとってもヤンチャな5歳の女の子がいるのですが、このライアナがヨッピーを無理やり引っ張ったり、ガシッと鷲づかみにしたり、本当に乱暴な扱いをするんです。ヨッピーは悲しげに「ミャヤァァァ」と泣き…度が過ぎるとお母さんがライアナからヨッピーを取り上げるのですが、そのお母さんも相当乱暴。ヨッピーをむんずと娘から取り上げ、叩きつけるように膝に無理やり寝かせています。あ、あ、あ…~~、と私はハラハラ。ヨッピーが死ぬんじゃないかと本気で心配です。本当にアラブには「優しくて繊細な気遣い」とか「そっと持ち上げる」とかそういう感覚が非常に欠けている…というか存在すらしないような気がする 子供に生き物に対する繊細な優しさや気遣いを教えるのは親の役目だと思うんですけれど、親がこう乱暴ではどうしようもありませんね。この友達がアラブの中でもかなり乱暴なほうなんでしょうけれど。もちろん子供に対してもかなり乱暴。突き飛ばされたり、急にグイッと引っ張られたり、物を突然取り上げられたり…などは子供にとって日常茶飯事です。愛情表現もかなり強引で、キスを浴びせられたり、息ができないほど抱き締められたり…何につけても、強引で力任せ という感じがしますね。やはり文化が違う。静かに静かに、丁寧に丁寧に、優しく優しく、繊細に繊細に、自然と共存してきた日本の文化とは根本が違うのでした。 さてそんな友達の家から眺めた夕焼け。地中海に沈んでいく太陽です。あまりきれいに撮れていませんが、実際にみる夕焼けは非常に美しかった! この夕焼けを見ながら、ヨッピーの行く末をひそかに案じる私なのでありました。 夏休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx