ヨルダンでセクハラに遭った話-「唖然とする」編
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村中東に旅行された方の旅行記などを読むと、セクハラの被害にあったという人も数多くいます。「中東=セクハラ」なんていうイメージが定着しているかも。これは誰にでも愛想よくニコニコと笑顔を振りまく日本人女性とアラブ男性とのミスコミュニケーション(誤解)によることもしばしば。ニコニコしているとアラブ男性からすれば「喜んでいる」と誤解されます。アラブ男性の思考は単純なもんで…、言われても分からないのですから、言われなかったらなおさら分からない人たちなのです。さて、私は7年間ヨルダンとレバノンに住んでいましたが、セクハラに遭ったのはごくわずか…というか多分2、3回だと思います。なので少ない方だと思います。そのうちの1回について今回書きたいのですが…、なぜこのセクハラ被害を今になってカミングアウトするかというと、セクハラに遭った当時、そんな被害に遭ったことがどうしても受け入れられなかったから。その頃すでに私は中東初心者ではなく、かくしてニコニコと誰にでも愛想よく笑顔を振りまくような日本人独特の習慣は捨て去っていたからです。それにも関わらずセクハラされてしまった! これを人生の汚点のように感じて、なかなか記事にできませんでした。当時私は30代半ばだったと思います。そしてセクハラをしてきたのはなんと16歳の少年! あのクソガキめ! その日私はまだ引っ越して間もないエリアを歩いていました。買い物の帰りだったと思います。第7サークルのあたりです。そこには男子校があり、時間によっては学校帰りの男子学生たちがうじゃうじゃいます。ヨルダン人の少年たちは集団になると強気になるし手が付けられません。ですから「あー、むっちゃ嫌!」と思いながら帰り道を急いでいました。とはいえ真昼間ですよ。そこに2人の男子学生が声をかけてきました。ヨルダンでは ”Hello, how are you?” なんて声をかけられることは多々あります。単に人懐っこいだけの場合もあるので、無下(むげ)にするのもかわいそう。でもその時はかなりしつこかった。普通はこちらがあまり乗らないと「ちぇーっ」という感じであきらめることが多いのですが、2人のうち1人はかなりしつこく、1人があきらめてもずっと私の後をついてくる。どこまでついてくるんや、こいつは。家を知られると困るよな…と思いつつ、無視して歩き続けました。そして多分私はどこか別のビルの中に入ることにしたと思います。自分の家を知られるのが嫌だったので。そしたらコイツも一緒に入ってきて、しつこく話しかけてくる。なのでピシャリと「いい加減にして!」と言ったら、なんとこの少年、私の胸をつかみよった! セクハラ! (注:私は貧乳のためにパッドを入れていたので、実際の胸はつかまれていない。しかしそんなことはどうでもいい!) 明らかなセクハラをしよった!私は思わずこの少年をバシッと叩いたと思います。そうしたら蹴り返してきた! そしてさっと逃げよったのです! く、くっそ~。少年だからと思って手加減してたら調子に乗りおって! その時に2つの選択肢が私の頭に浮かびました。通り魔的な犯行だと思って泣き寝入りするか? それともとっつかまえるか? でもとっつかまえようにも、素性も名前も分からない。分かるのは顔だけ。でも私はとっさにビルのドアから外に走り出て、その少年の逃げた先を確認したのです。よぅやった、自分! とっつかまえてやる、という咄嗟の判断をしたのは、この少年が近所の男子校の生徒であったからです。つまりコイツはいつもこのエリアにいる。だから通り魔ではない。今泣き寝入りしたら、今後も同じことをしてくる可能性がある。そして「あのアジア人女性の胸(実際にはパッド)をつかんでやった」などと武勇伝を話されたらとんでもない。泣き寝入りなんてするわけないじゃないですか! 私は根性だけはあるんです。ちょっとやそっとであきらめない女です。やると決めたら絶対にやる。その時点でこの少年に関して知っている情報は、ゼロ! 何とか分かったのは彼の友達の家だけ。そやけどなめんときや、反撃開始いくで! というわけで、次回は「反撃開始」についてお伝えします。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓旅行に行けないなら、せめて自宅で美味しいもの食べましょヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/