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月の砂漠-ヨルダンから

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2011.05.09
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カテゴリ:ヨルダン生活編

中東にいると、面白いお問い合わせやオファーを受けることが多いです。まだまだ中東の日本人人口が少ないからでしょう。中東での起業のご相談や土地購入のご相談など、ズブの素人にお問い合わせいただいても…。申し訳ありませんが、お役に立てません、という回答でがっかりされた方も多いことでしょう。ほんまにスミマセン。単に中東に住んでいるだけで、どう頑張っても全くの素人ですから。

さてそんな中東生活で、これに勝るオファーはまだ来ておりません。それはまだヨルダンに住んでいた時のこと。ツアーの仕事駆け出しの時で、これで食べていけるかわからない…という頃、並行して就職活動をしておりました。

電話掲載していた履歴書があるサウジの富豪の目に留まったようです。突然電話が。「会いたい、日本人の家庭教師を探している」とのこと。日本人の家庭教師なんて、そんないい話これまでもなかったし、これからも中東ではないであろう、と思いつつ、とりあえず会うことに。アンマン市の Intercontinental Hotel で待ち合わせをいたしました。

アラブの白くて長い衣装に身を包んだ、でっぷりと太った浅黒のアラブ男性を想像していましたら、あれ? ほっそり・こじんまりした紳士がこぎれいなスーツに身を包んで待っておりました。サウジのアラブというイメージからは程遠い、ヨーロッパ的な雰囲気も漂う男性でした。しかもお辞儀をして日本語で声をかけられましたので、なおさらびっくり!

おっしゃるには、東京で8年ほど勉強していたとのこと(正確な年数は忘れました)。現在はサウジで会社を経営しているのだそう。奥さまはヨルダン人なのですが、離婚し、3人の子供は自分が世話をしているということ。下の子はまだベイビーです。ふむふむ。

で、ぜひとも日本人の家庭教師、しかも住み込みの家庭教師を探しているとのこと。自分は日本の文化に非常に感動しており、子供にも日本語と日本の文化を教え込みたい、という強い希望を持っておられました。

ベイルートに高級マンションを持っていて、マンションの目の前はビーチ。ロンドンにも家があり、ベイルートとロンドンを行き来する生活になるとのこと。妻ではないけれど、妻のように扱う!! 何でも、何でも好きな物を買ってあげる! お金に糸目はつけない。不自由な思いはさせない。ただ子供と一緒に時間を過ごしてほしい。日本語を教えてほしい。日本のしつけをしてほしい。日本にも行かせてあげる。子供を連れて行ってくれたらいい、などなど…とても親切に熱心にご説明いただきました。

結局、その時点で折り合いがつかず(私は通いの家庭教師ならできますと言ったのですが)、この話はなくなりました。が、友達の反応が面白かった。

ショックダッシュ思い込みが時々激しいフランス人の友達(男性)は、すぐに「それは結婚の申し込みだ!! Naoko が気づかないうちに彼の妾(めかけ)になっているはずだ!!!」危険だ、やめろ、やめろ、軟禁されてもう二度と祖国の土を踏めなくなるということが分からないのか、とさんざん言われました。だ、だから、この話はなくなったって言ってるやん…。

ぺろりダブルハート反対にスペイン人の女友達は「え~、なんて良いオファー!!」好きなもの買ってもらえて、ベイルートの高級マンションで生活? キャーキャーと、無邪気に喜んでおりました。実はこの友達もその時就職活動中で、低賃金・激悪条件のオファーが続いていたので、こうしたオファーにクラリとくる立場だったのです。

そして男性と女性では、ここまで差が出るのかという両極端の反応でした。もちろん、どう考えても住み込みの家庭教師なんてできません。私にとって一番大切なのはプライバシーと自由な時間。朝も昼も夜もずっとつきっきりなんて、無理ですよ!!

そんな感じで、中東に住んでいると想定外のシチュエーションに出くわすことがあります。とっさの判断が求められることもありますから、浅はかな結論を下さないために、普段からじっくりと物事を考え、周りに振り回されないように自分自身をしっかりと確立することが大事だと感じます。

さて、これに勝るオファーが来るか? 受けて立ちますよ~


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最終更新日  2011.05.10 01:17:39



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