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カテゴリ:レバノン生活編
レバノンのベイルートも本格的な暑さに突入です。ア・ツ・イ!! まるで炎 (アラビア語で「ナール」といいます) のようです。ヨルダンと違ってレバノンの湿度はかなり高い。地中海に面していることと、特にベイルートは盆地になっているため、湿った空気がベイルート市に降り注ぎ、蒸し蒸し蒸し蒸し…と熱せられます。
さてそんな本格的な暑さを迎えて、望ましくないお客様が自宅にお目見えすることが多くなったような気が…。未確認飛行物体とでもいいましょうか。本日の飛来は3匹なり。え? 「匹(ひき)」って…? はい、実はゴキの飛来なんです。い、いややーーー 中東にももちろんゴキは存在しております。日本より頻繁に出没するかと思われますよ。どのアパートにもその辺に死体が転がっています。しかも1匹2匹の世界ではありません。アラブはゴキを見ても日本人ほど極端な反応はしません。もはや生活の一部…? 乾燥気候のヨルダンでは、本当にたま~にゴキを発見して恐れおののいていました。が、レバノンでは自宅にブンブンと飛来してくる!! い、いややーーー 前にもご紹介の通り、ベイルートの住環境はかなり悪く、家々が隣接しているうえにどのアパートも古ぼけています。そしてゴミがあちこちに捨てられており、芳しくないニオイも漂います。ゴキにとっては絶好の生息場所。 私はアパートの最上階(6階)に住んでいるので、ゴキの被害にはそれほど遭わないだろうとタカをくくっておりました。が、そんなこたぁありません。1日に3匹ですよ。先が思いやられる…。 ただ中東のゴキは、かなり鈍くさいのがせめてもの救い。ほぼ100%の確率で仕留められます。ここのゴキは日本のゴキより色が薄く、その代わりやや巨大ではあるのですが()、それほど agressive (攻撃的)ではありません。ゴキを見つけると一瞬固まる私。すぐには行動できません。でも一人で戦うしかない! ス、スプレーは…とよろけつつ取りに行きます。逃げられたか、と思いますが、スプレーをむんずとつかんで戻ってきてもゴキはまだいます!! その後はこれでもか!! というくらいジェット噴射です。 ああ、ゴキよ。どうして私の部屋に飛んでくる? 実は数日前…眠っているときでしたが、お腹にガシッとした昆虫系のものを感じたんですよね。夢うつつのうちに、えいっと振り払いましたが、翌朝ゴキの死体発見。でもベッドの付近ではなく、少し離れた場所だったので、まさかねぇ~と深く考えないようにしていました。でも今日の飛来の様子を見ると、その「まさか」だったかも!! い、いややーーー さぁ、そんな頭の痛い季節を迎えました。暑い夏はまだ始まったばかり。日本の皆さま、それから世界各地の皆さまもこの暑さを乗り切ってくださいね。私もゴキと決死の戦いを繰り広げてまいります…。 夏休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/comentsfromourclients.aspx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.15 06:45:56
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