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カテゴリ:あれこれ アラブ世界
半年ぶりのヨルダンですが、何年かぶりに訪れるかのような不思議な感覚です。それだけレバノンの生活に浸かりきっていたということでしょうか。滞在1週間からようやくお肌がヨルダンの気候になじんできました。慣れたころにまたレバノンへ戻らねばなりません。
さて、アラブの友達がまず聞きたがるのは、私にお相手ができたかどうかということ。「レバノンでいい男性 (ヒト) は見付かった?」というダイレクトな質問から、「今回は結婚のためにヨルダンに戻って来たのかと思った」などというカマをかけた質問まで…毎度のこと。老いも若きもまずこの話題から入ってきますね。ほんまにアラブは~結婚しか頭にないんかね ()。 いい歳をした女性が (男性もですが) 一人でいる事が信じられないようです。とはいえ、そんなアラブ世界ではありながらも、「いい歳した」独身の男性・女性ってけっこうチラホラいるんですよ。理由はどうあれ、結婚しないと一人前とみなされないアラブ社会で独身でいることには相当のプレッシャーが伴うはず。 さて、そんなヨルダンで私も今回、とある会社の若社長からやんわりと結婚を申し込まれましたが、丁重に (しかしはっきりと) お断りしてきました。話の流れの中で、彼はこんなことも申しておりました。「自分が日本人だったらあなたと結婚して、ヨルダンに住む」などと。で、後から思い返すに、決定権があたかも100%彼の側にあるかのような言い方に何か無性に腹が立ちますね(笑)。 あなたがたとえ日本人で、たとえ私と結婚したいと思っても、私があなたを選ぶかどうかは別問題ですよ、と言えばよかったカモ ???。いやいや、とはいえ、仕事関係の人ですから、あまりに失礼なことを言ってのちのち仕事に支障が出ても困ります。アラブのプライドを傷つけるようなことは言わない方が無難でしょう…。しかし、しか―し!! あなたがどんなナショナリティであっても、あなたを選ぶことは決してないでしょうよ、としばし心の中でブチブチとつぶいたのでありました。 アラブと結婚している日本人もチラホラおられますが、わたし個人にはあり得ない選択なので、私としてはついつい可哀想...と同情してしまう (アラブと結婚して幸せ!! という方がおられましたら、ごめんなさい。幸せなのはいいことですから)。 濃い顔に魅かれてはいけませんよ。甘い言葉にも魅かれてはいけませんよ。日本人の女性の皆様、ご旅行の際にも決して決して心を許し過ぎませんように。そして決定はあくまで慎重に慎重に…。 秋休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.14 07:46:34
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