|
カテゴリ:ヨルダン生活編
アンマンに住んでいるとタクシーを毎日のように使います。車を持っていない身には、ヨルダンのタクシーの安さが嬉しい!! タクシーさえ乗りこなせれば、どこへでも行けてしまう。レバノンではそうは問屋が卸さない。タクシーはヨルダンと比べると格段に高いから滅多に乗れませんし、セルビス(乗合タクシー)もバスも本当に利用しにくかった!! よく暮らしてたな、というくらい最悪の国レバノン。
そんなレバノンでの生活と比べると、ヨルダンでの生活は自由がかなり効くので天国です! さて、タクシーもバスもセルビスもヨルダンの車は比較的新しいものが多いです。 しつこいようですが、またレバノンの話をしますと、タクシーもセルビスもバスも軒並み超おんぼろ。 1950年代? 60年代? というくらいの車が走っています。お客様を乗せる車じゃないやろ、という感じです。 そのくせ一般のレバノン人は、ちょっとお金があればBMWやベンツなどかなり高級車に乗っている。家では食べるものがなくて爪をかじって (?) いるのに、外では高級車に乗り、華やかに着飾ってさも優雅そうに振舞いたいのがレバノン人なのです。 さてヨルダンでは、タクシーも新しいのが多いと書きました。それでも、たまに古いポンコツのタクシーに当たってしまうこともあります。タクシーを止めて、ドアを開けて座席シートを見ると黒ずんでスポンジがはじけていたりするので「ゲゲッ」と真っ青になることもあります。 この間も、ちょっと古めのタクシーを呼びとめてしまい、仕方なく乗ったはいいものの、なんか音が変…。下からボコボコと突き上げるような乗り心地。明らかに故障…してますよね…?? 思わず「あなたの車、古いよね」と言ってしまいました。 運ちゃんはサラッとした顔で、「さっき壊れた」と。いやいや、「さっき」じゃなくて、実はメインテナンス全然してへんっぽいで。さらにこの運ちゃんは、「もうこの時間は修理工場が閉っているので、明日持って行く」と。オイオイ、じゃあなんでそんな車に人を乗せんねん!! と冷や汗が出ました。 ボコボコ、ガーガーいいながら、このタクシーはけっこうなスピードでぶっ飛ばしまして、思わず「ああ、まだ死ぬわけにはいきません!」と心の中で祈ってしまったのでした。 ところでタクシーに乗ると、必ずと言っていいほど同じ質問を受けます。三本立て。 1.何人(なにじん)か? フィリピン人か中国人か? 2. 何歳か? 3. 結婚しているか? ほぼ毎回この3本立てです。これらの質問に答えたら、「アラビア語上手だね」とお褒めの言葉にあずかれます(笑)。私のアラビア語はタクシーの運ちゃんとの会話で上達したようなものですから、まぁタクシーの運ちゃんにはいわば恩があります。そんなわけで、毎日こうしたプライベート極まりない質問に適当に答えつつ(かわしつつ?)、タクシーの運ちゃんとの会話を楽しもうと心がけているのでした。 ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.09 03:35:39
[ヨルダン生活編] カテゴリの最新記事
|