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カテゴリ:アラブとは何ぞや? アラブを徹底的に分析
昨日は久しぶりに怒りで体が硬直しました。今日はその余波なのか知りませんが、首がキリキリとそれはそれは痛くて、回らない…。昨日は本当に血管が詰まるかと思いました。今日は頭の付け根から凝っている感じです。ああ、怒りのせいでしょうか。それともエルサレム観光で重い荷物を持って歩き過ぎたせい? というのも、とんまな旅行会社の対応に″ええ加減にせいっ!!″と怒り爆発。この旅行会社は新しく取引を始めたイスラエルのアラブ系旅行会社。これまで不適切な対応にはかなりおおらかな態度で接してきました。どの会社でも、アラブと日本人が一緒に仕事をすることには問題が付き物。少しずつ少しずつ、アラブを日本式に訓練していかねばなりません。 この気が遠くなるような作業…、ああ!! 頭が痛い!! 私はビジネスパートナーと、フィフティーフィフティーの関係でいたい。アラブを1から訓練するためにここにいるんじゃない!! と何度も思うわけです。まぁそうこうしているうちに、さすがのアラブも日本式に慣れてきます。これに要する期間、ざっと1年以上でしょうかね。その後も事あるごとに、アラブと日本人との間の感覚の違いは明らかになります。こんなことも言わなアカンのか、と怒りを通り越して驚くこともしばしば。 まずアラブと仕事をして最初につまずくのが、彼らの仕事の遅さ。問い合わせに対する回答が遅い!! 1日なら待ちますよ。でも2日3日と音沙汰無しなら、再度同じ問い合わせを送るしかありません。それでも返事が来ない場合は、クレームを出します。遅すぎる、と。 さらにアラブと仕事をしてつまずくのが、いい加減さ。1つのメールで4つの質問事項があったとします。回答があるのは1つだけ。あとの3つはどうなってるんかい!! それでまた、3つの質問を送らなければなりません。「ちゃんとすべてに回答して」と何度言っても分からない。 ハッキリいって時間の無駄。こうした無駄なやり取りが延々と続くのです。この間、日本人のお客様との間でサンドウィッチになり、やきもきしてストレスがたまります。 さらに赤子にも分かるように、懇切丁寧なメールを送る必要があります。相手が分かりやすいように、質問は箇条書き。大切な点は下線を引くか、赤でマークするか、大文字にする。そして最後には「Waiting for your prompt reply. Please make sure that you answer ALL my questions mentioned in this mail」(迅速な回答をお願いします。すべての質問事項に回答していることを確かめてください) と念押し。 今回怒りが爆発したのは、何度も何度も問い合わせのメールを出しているのに返事が来ず、幾つかある質問事項に対して最後に来た答えは・・・・・ ”everything will be ok don't worry” (全部OK! 心配しないで) これにはキレました!!! 質問に全く答えず、何が″everything will be ok don't worry″や~~!!! Nothing is OK, Saying "Don't worry about it" makes me "worry about it" MORE!!! 日本では考えられません。お客様からいくつか質問をいただいたとします。「ドライバーは空港のどこで待っていますか?」「何時にドライバーと待ち合わせでしょうか?」などの質問に対して私が「全部OK! 心配しないでください」とだけ回答して、だれが納得するでしょうか? ああ!!! このアラブ流メンタリティ! 彼らの口癖は「No problem」(アラビア語では″マーフィー ムシュケレ″)。自分が失敗した時もそういって乗り切ります。当然ながらいつも同じ失敗を繰り返す。いつも思います。アンタにとっては No problem でも私にとっては BIG problem なんや! 大体、それが no problem かどうかは害を被っている私が決めること。あなたが problem かどうかを決める権利なんてない、キーーーッ! と。。。。 8月のヨルダンツアー混載の参加者を募集中!! お問い合わせは:http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_July12_15.html
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最終更新日
2012.06.22 19:19:04
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