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カテゴリ:ヨルダン:アジュルーン保護区
えー、本日は明け方から蚊に悩まされまして、朝一のアザーンと共に起きてしまいました。時計を見たら 3:59am。あ~あ!! なーんてこった。…と呟いていても仕方がないので、最近滞り気味だったブログの更新をいたします。今日は、3月末にお出かけしたジュルーン保護区のご紹介です。
アジュルーン保護区はヨルダン北部にあります。NGOのヨルダン王立自然保護協会が管理する保護区の一つ。この自然保護協会もね…ヨルダンにありがちですが、ビジネスが下手でして、もっときちんと売り込めば観光地としてたくさんのツーリストを呼び込めると思うのですが、どうも laziness (怠慢) と工夫のなさが相まって、集客できていない。とても残念です。 アジュルーンにはこの保護区だけではなく、アジュルーン城というイスラムのお城も残されています。どちらかと言えば、このお城のほうが知名度が高いかもしれません。このお城は、十字軍の遠征を阻止する目的で1184年に建てられたものです。私のお客様には、ジェラシュなどと並んでこのアジュルーンを日程に含めることが多いです。 お時間のない方には難しいかもしれませんが、せっかくアジュルーンまで足を延ばされたなら、ぜひ保護区にも足をお運びいただきたいです。特に春先のアジュルーンは、とっても可愛い!! 私は3月末にレンタカーでこの保護区までお出かけしてきました。 3月末はまだまだ寒く、ハイキング日和とはいきませんでした。それでもお花が咲き始めていまして、保護区の散策を楽しむことができました。今年のヨルダンは例年になく雨が多かったので、4月から5月前半までお花が咲き乱れていたことと思います。
アジュルーン保護区にはいくつかの散策コースがあります。まずビジターセンターでコースの説明を受けます。2時間ほどのコースからもっと長いコースまでありますが、ガイドなしのコースは2つだけ。これまたヨルダンの観光地にありがちで、ここぞ! というときに必要な標識が不足しておりまして、歩いていると「これで合ってる…?」と不安になることもあります。が、不思議といつの間にかコース終了。 ↑ コースの始まり。花が咲き始めたころでした。もう少し遅く行けばもっと咲き乱れていただろうな~と思うと、ちょっと残念です。来年こそは!! ↑ 新芽が出始めていました。柔らかい太陽の日差しを浴びて、生き生きと輝いていました。
さてアジュルーン保護区には、バンガローやテントなどの宿泊施設もあります。右の写真はバンガロー。テントより割高になりますが、設備はとてもきちんとしています。 老朽化が進んでいるためか、3月末の時点では新しいバンガローの建設が進められていました。春の時期は、日によってはバンガローが満室になってしまうときもあります。隠れた観光名所で、お時間のある方にはお勧めです。 観光地としての知名度がまだまだ低いので、スタッフの対応もいまいちパッとしません。この点は今後の改善を祈りますが、さてどうなることやら。また、カフェなども改装中でした。完成がいつになるか、また完成していても営業するかは疑問ですので、アジュルーン保護区に足を延ばされる際は、お水やスナック類などをご自身でお持ちになるようお勧めいたします。 ヨルダンといえば遺跡! 砂漠! 砂と石! というイメージが強いですが、実は北部には緑があふれています。こんなほのぼのとしたヨルダンの自然も是非お楽しみくださいね。 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/ 当ブログおよび picturesque-jordan (http://picturesque-jordan.com/) のホームページに掲載している全ての情報や写真の著作権は、本ブログおよび当該のホームページの管理者にあります。著作権者の許諾を得ずに、著作物を利用すると著作権侵害となります。違法転載を目にされた方はご報告くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.05 01:24:59
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