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カテゴリ:ヨルダン:ダーナ保護区
ラマダン進行中のヨルダンです。今日で5日目。アンマン市は時間帯によってはかなり混み合います。ラマダン中、官公庁は10時から15時までが勤務時間。企業も16時で終わるところが多いです。そんな訳で、この時間帯は車でごった返す。断食しながらの運転ですから、イライラが募るドライバーたちがそこかしこで「お前はロバか!!」と互いにののしり合います。 嗚呼…ラマダン。ま、こんな風景はラマダンに限った事ではありませんが。 そんなラマダン中、私とフランス人の友達は「アンマン脱出作戦」を計画・実行いたしました。人口過密のアンマン市を抜け出して、アラブが人っ子ひとりいないところに行きたい!! というフランス人の友達のリクエストに応えて、ダーナ保護区行きを決定。 ラマダン初の週末、金曜日にいざレンタカーで出発です! いやいや、思っていた通り、ラマダン中でしかも週末の道路にはほとんど車が走っておらず、スイスイと進みます。死海を過ぎてカラックを過ぎて…調子よく来ていました。 が、カラックを過ぎてた頃に、「ん? ん? 道が分からない…表示がない」という状態になりまして、何人にも道を聞く羽目に。ヨルダンでは、ここぞ! というときに標識がない。かゆい所に手が届かないのは道路の標識でも同じ…。 で、ローカルの人に道を聞くと、ローカルな道を教えてくれる。私たちは「砂漠の道」をかっ飛ばして一気にダーナに到着したかったのですが、なぜか「King's Highway (王の道)」を進むことに。グネグネしていますし、何だか…回り道をしないといけないところが多い。 こんな風だったり… こんな風だったり… ラマダン中、道路工事が進んでいないんですね~。という訳で、ダーナ保護区には4時間半もかかって、クタクタになって到着。 やっと着きましたよ~。 今回宿泊するのは、Dana Guest House というヨルダン王立自然保護協会が所有するゲストハウス。 このゲストハウスはダーナ村にあり、幾つかのハイキングコースがあります。さあ、明日は6時間のウォーキングコースに挑戦です!! この Dana Guest House ですが、ホテルからの眺めが最高!! 切り立つ崖の際 (きわ) に建てられており、岩山を染めて落ちて行く太陽を眺めることができます。
ちょっとお部屋でボケーッとした後、19時半から夕食です。スタッフも断食していますので、憔悴しきった顔で給仕してくれます。彼らの夕食は太陽が沈み切ってから。私たちの夕食を準備して、そそくさと離れて行きました。お疲れ様です。 素晴らしいサンセットを堪能しながら、質素な食事をいたしました。質素な食事というのは、実はラマダン中はツーリストがほとんど来ないこの保護区、夕食を食べるのも私たちだけ。2人分だけの食事を準備してくれていたんです。 通常、ツーリストが多い時は夕食はブッフェ式。食事も豪華です。こんな風に宿泊客がいない時は、食事はちょっぴり質素になります。ま、仕方ないです。温かい食事をいただけただけでも感謝です。 ゲストハウスのラウンジを一人占め(2人占め?)した後は、お部屋で星空を眺めます。ダーナの星空はワディラム並みです。繊細な銀細工のような星たちが夜空を飾ります。でも私は、早々にベッドにもぐりこみました。夜9時半にベッドに入るなんて、アンマンではできないこと! むふふ、睡眠をたっぷり取って翌朝に備えるぞ、とにんまりしていたのでした。 が、思いがけず…ほぼ一睡もできなかったのです。その理由は次のブログでご紹介いたします。Dana Guest House のお部屋の様子や6時間のトレッキングの様子もアップいたします。お楽しみに!! ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 8月の混載募集中です!! 是非ご検討くださいませ。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_10_15_2013.html 「アジアで花咲け! なでしこたち」第2巻が発売されました。私が出演したヨルダン編が載っています。ぜひお買い求めくださいませ。http://mediafactory.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=9784840152082&vid=&cat=025&swrd= 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.05 01:52:10
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