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カテゴリ:ヨルダン:ダーナ保護区
ラマダン中のプチ旅行―最終編です。ラマダン後にストレス性の発熱がありまして、その後体調がなかなか元に戻らず…ブログの更新が滞っております。すみません! さて、蚊の猛攻撃のためにほぼ一睡もできずに朝を迎えました。この日は6-7時間コースの「Wadi Dana Trail」に参加するという予定でしたので、決行いたしました。ヨルダン人がいう「6-7時間」は、私たち外国人からしたら「4時間」コースくらいのもんやね、と余裕でスタートしたトレイル。 いよいよトレイルの始まりです! うーーん、太陽が容赦なく照りつけます。 上の矢印にあるような小道を歩いていきます。 →こんな岩に囲まれたトレッキングコース。 Wadi Dana Trail では、最初の1時間は急な岩道を下へ下へと下って行きます。私もアメリちゃんも、時々ズルッと滑りつつ…2回ほどは尻もちをつくほど足を取られました。 スタート地点のDana Guest House は海抜1200メートルの位置にあり、このトレイルの最終地点は海抜325メートルのところにあります。Wadi Dana Trail では、最初の1時間でぐんぐんと山道を降りて行く格好になります。 今回失敗したのは、靴です。ムジブ用に購入したリバーウォーキング専用の靴を履いていました。リバーウォーキング専用なので軽いのですが、靴底がペッタンコで山歩きには向かない!!! この靴で6-7時間の山歩きはつらかった! 1時間ほど急な岩道をおりますと、後は平たんな道をひたすら歩きます。 このトレイルは「Wadi Dana Trail」といいますが、”Wadi”とはアラビア語で”谷”という意味。その名の通り、岩山に囲まれた谷を突き進んでゆきます。かつてこの谷には水がごうごうと流れていたのでしょう、谷間には今でも緑が豊かに茂っています。まわりがゴツゴツした岩山で、気候も極度に乾燥しているこの地域。谷間に沿って生える緑が何ともいえずミスマッチです。 そして、ダーナと言えば…! やはり! 遠くに見える青い物体は…?
青トカゲです! 以前にダーナで見た青トカゲよりずっと青みが強くてキレイ。私たちがゆっくり近づいても微動だにしません。頭をシッカリと高く上げて、周りを見据えています。その貫禄はまさに「King of Dana」(ダーナの王様)。 振り返って見送ってくれました。しかし、きれいですね~。目の覚めるような青です。 さてこのWadi Dana Trail、「ま、4時間くらいか」となめてかかっていましたら、結局6時間半ほどかかりました。ひたすら歩いて歩いて歩いて歩いて…ゴールはまだかぁぁ! と何度も同じ会話をしつつ、最後はアメリちゃんも私も無言でひたすら歩きます。 Dana Guest House のヨルダン人スタッフは「道しるべがあるから迷うことなんてないよ」と自信満々で請け合いましたが、なんのその! 道が2手に分かれている個所がいくつかあり、道しるべなどは一切なく、そのたびに迷いましたよ! ほんまにこのヨルダン人は。自分では1回も歩いたことがないのでしょう。知らんことを自信満々で請け合うなって! と突っ込みたくなるのは、全てのヨルダン人に共通することですが…。 そんなこんなで、無事にゴールにたどり着いた時はヘトヘトでした。このトレイルのゴールは、ダーナ保護区に3つある宿泊施設のうちの一つ、「Faynan Eco Lodge」(フェイナン・エコ・ロッジ)です。Faynan はダーナ・ゲスト・ハウスより約900メートルほど低い位置にあるため、気温は高め。冬場の宿泊に適しています。 トレイルを終えると、Dana Guest House まではベドウィンの運転する車で戻ります。1時間半ほどガタガタと揺れながら、戻ります。このピックアップの車は1台当たり50JD。何だかもったいない気もしますが、もと来た道を歩いて帰るわけにはいきません(クタクタのヘトヘトです)ので、いやいや支払いまして、一路 Dana Guest House へ!! あーーー、長い一日やった! そんなこんなで、私たちのラマダン中のプチ旅行は無事(?)に終了。その後数日間は、全身の筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません。壮大な自然が楽しめるダーナ保護区、皆さまも是非ご旅行のプランに入れてみられるのはいかがでしょうか?? ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.05 01:50:44
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