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カテゴリ:ヨルダン生活編
大型イード休暇も明けて、ごく普通の日常に戻ったヨルダンです。渋滞がひどいし、タクシーがつかまらない…今日もちょっと出かけたつもりが帰り道に空のタクシーを見つけることができず、約1時間歩いて自宅まで戻りました。 アンマンでは、ちょうど午後16時ごろから魔の渋滞時間に差し掛かります。まず政府関係や銀行関係者たちが勤務を終えて帰宅に着き始めるのがこの時間。その後、企業関係の帰宅ラッシュが始まる17時、18時と渋滞は断続的に続きます。渋滞だけなら許せますが、タクシーがつかまらないというのはけっこうきつい。ひたすら歩くしかありませんから…。 いやぁ、5,6年前のアンマン市は本当にラクだった~。そのころもイラク難民が大量にヨルダンに入ってきて人口が爆発的に増加したとはいわれていましたが、今と比べると街はまだまだ空っぽでしたよ~。車 (マイカー) がないと、こりゃほんまに大変です。 さて、この時期のヨルダンでは美味しい果物たちが出回ります。代表的なのは、下の写真のようなプラム。日本ではプルーンとも呼ばれますね。ただしプルーンとは加工したものを主に指すようで、生で食べるものは「すもも」とか「プラム」という呼び方のほうが一般的みたいです。 それから、こちらは以前のブログでもご紹介したことがあります。ペッタンコの平たい桃。 日本の桃より水分が少なく歯ごたえがあって、熟す前にカリカリとかじっても美味しいし、もちろん熟したものを食べてもジューシーでおいしい。Very GOOD です。この他にマーケットには、チェリーやブドウもたくさん出回ります。まさにフルーツ天国! この時期にヨルダンにいらっしゃる皆様は、ぜひ果物の数々をおためしくださればと思います。 さてさて、ここ数日、ヨルダンではあちこちでパーティが開かれています。日本でいう大学受験の結果発表が2日前にあり(といっても、日本とはシステムが全然違いますが)、いわゆる「受かった」若者たちの家々ではパーティが開かれるのが恒例。親族一同、友達一同が集まり、夜遅くまで "飲めよ、食べよ、踊れよ" の世界です。大音響で音楽が鳴り響き、花火もポンポンと上がり…お祭り騒ぎです。 この「大学受験」はアラビア語では「タウジーヒ」と言われますが、日本でいう高校3年にあたる若者たちは、このタウジーヒのために1年間全ての楽しみをほぼ否定して、勉強に打ち込みます。ヨルダンやパレスチナでは、人生で一番大切な試験といってもいい。ま、勉強といっても、記憶、記憶で、盲目的に全ての学科を記憶するだけで、実は頭をほとんど使わないのですが…。だから社会に出ても、自分で考えて行動できるアラブの若者がいない…。このタウジーヒの結果といえば、全く気が利かない社会人を大量に生み出す、という何とも ironic (皮肉) なことではありますが。 でもでも、1年間とにかく頑張った若者たちにはご褒美が必要ですよね! 私も昨日は、タウジーヒ合格のお祝いでパーティにお呼ばれしてきました。タウジーヒの後は大学に進学する子たちが大半です。親も子も、タウジーヒの1年は泣く思いで過ごします。タウジーヒの終わった若者たち、親御さん共々お疲れさまでした~。 ↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.05 03:56:27
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