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月の砂漠-ヨルダンから

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2015.07.27
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バタバタとしておりまして、ブログの更新が滞っております。2週間程ほったらかし!!!でもたくさんの方たちが毎日ブログを覗いてくださっているようで、本当にありがとうございます!

さて、「海を越えようとするシリア人たち」という記事を2014年に書きました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230001/ 内戦が続くシリアから逃れる道は、国を出ること。でも、ヨルダンとシリアの国境は閉じられていますし、レバノンへの入国も難しい。しかもヨルダンやレバノンに逃れても、政府からの助けはほぼなく、苦しい状況が待っているだけ。飢えや貧困と戦わなければならないのはシリア国内だけではないのです。

そこで彼らが目指すのは、ヨーロッパ。ヨーロッパの中でもドイツへ入国することを目指すシリア人が圧倒的に多い。ドイツでは手厚い保護を受けられる…そう信じて海を渡ろうとします。

ボート

ドイツでのシリア人と接したい。彼らの生活はどんなものなのか…これが私がドイツに来た理由。ここでは海を越えてきたシリア人たちと知り合うことができます。とはいえ、ドイツに入ってくるのはシリア人だけではありません。イラクからのヤジディ教徒たちもたくさんやってきます。ヤジディ教徒たちは、悪魔を崇拝している異端者だとしてイスラム国に大量虐殺されましたので、命からがら逃れてくるケースも多い。

またドイツは難民を受け入れているので、ありとあらゆる国から人々が毎日押し寄せます。アフリカのシエラレオネやエリトリア、ソマリアから来る人々も多いし、アルバニアやクロアチアから来る人たちも多い。様々な人種が入り乱れています。新たに入ってくる難民の規模からすると、ドイツに入るアラブは第3位だということで、多分一番多いのはアフリカの国々から来る人々なのではないだろうかと思います。

さて、シリア人たちが海を越えるには…。まず資金が必要です。資金がない場合はシリアにとどまるしかない。これもまた不公平なことです。お金がある人たちだけが逃れることができる。でも一家総出で移動するだけの資金はありませんから、通常は家族の中で男性一人だけが妻や子供を置いてやってくるケースが多い。

問題は資金だけではありません。まず、シリアからトルコに入り、そこから小さないかだで海を渡ってギリシャへ。ギリシャからは徒歩で2ヶ月ほど歩きます。国から国へと国境を超え続け、ドイツに着くまでに3か月かかることもある。途中でいったんどこかの国で刑務所に入るケースも多い。取り調べのためです。このコースが一般的。だから女性や子供を連れていくのは至難の業。行程の過酷さから、やはり男性だけが移動してくるケースが多い。イチかバチかでやってくる。ドイツに入れば、後から家族を呼べる…そんな風に「夢」を描いてやってきます。

とはいえ、ガッツのあるシリア人女性たちの中には、こうした行程に挑戦する人もいます。数は多くありませんが、夫を置いて、子供を引き連れてやってくるシリア人女性もいる。

安住の地を求めて移動してくる彼らがドイツで見つけるものは…? こうした彼らの生活については、ブログで少しずつご紹介していきたいと思います。日本にいると、シリア内戦や難民の話なんてきっと対岸の火事…。でも世界情勢は毎日毎日動いている。私は世界情勢を分析するエキスパートでも何でもありませんが、ごくごく普通の人間として、難民となった人たちの目線から素人なりに彼らの生活をレポートしていけたらと思っています。


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最終更新日  2015.07.27 20:27:30
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