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月の砂漠-ヨルダンから

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2015.09.02
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欧州、特にドイツに流れ込む難民が数とスピードともに史上かつてないほどの勢いで増えている。そして、ドイツを目指すシリア難民に立ちはだかる試練…。1-2年前程からほんの数か月前までは徒歩での移動か、リビアからイタリアへの海路からかが一般的でした。が、リビアが1-1.5年ほど前からか全くの崩壊状態に陥ってからは、リビアを通ることはかなり危険な状態になっている。そのため、シリア難民たちのほとんどが徒歩によるドイツ到達を目指してきた。

でもここ2,3か月ほどは一時的に難民を見過ごす動きに傾き、ハンガリーやセルビアから列車でドイツに入ってくる難民の数が増えていました。最近では1日で2000-3000人が到着した日も。もうこうなっては、人道的な観点から難民を積極的に受け入れてきたドイツもお手上げ。

欧州の他の国々に、もっと負担を分配するよう呼び掛けた。それを受けて、9月に入ってハンガリー政府が難民の列車の利用を禁じる方向に突然の方向転換。それが下の写真です。ロイターからお借りしました。

シリア難民

ロイターの説明によりますと、「欧州連合(EU) にかつてないペースで難民や移民が流入し、受け入れ側の対応が追いつかない状況となっている。写真は9月1日にブダペストの駅に集まった移民ら」ということです。彼らは切符を持っているのですが、ハンガリーから出られない状況になっています。

さらに詳しいニュースは、以下のロイターによる動画もどうぞ。

http://jp.reuters.com/video/2015/09/02/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A7%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%81%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%8C%E3%81%AB%E3%82%89%E3%81%BF%E5%90%88%E3%81%84-%E9%A7%85%E9%96%89%E9%8E%96%E3%81%AB%E4%B8%8D%E6%BA%80%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB1%E6%97%A5?videoId=365467395&videoChannel=201

また写真や動画を見てもお分かりになる通り、シリア難民のほとんどは男性たち。女性の姿はほとんどありません。これはアフリカからの難民も同じ状況。これがドイツ国民をかなり不安にさせる要素になっているようです。難民のほとんどが30歳以下の男性たち…。これが近い将来にドイツ国内のかなり大きな問題に発展するだろうとみられています。もっとはっきり言いますと、レイプや性犯罪の増加につながる恐れがあるのではないかと。

確かに言われてみればそうです。そして、ドイツには親なしで一人で入ってくる非常に若いアラブの少年たちも多い。15歳、16歳といった少年たちが一人で海を渡ってきます。こうした若者たちを受け入れる少年専用の施設もあります。こうした少年たちのほとんどは、家庭でママに散々甘やかされ、社会に出る訓練などはされていません。

若い子たちに限らず、アラブ社会には口だけで何もできない男たちが多い。ヨルダンにもたくさんいますが、料理できない、掃除できない、洗濯できない、自分の身の回りの世話もできない、仕事もろくにできない、その上怠惰で努力はしたくない。できることといえば、人の真似と嘘を付くことと人の足を引っ張ることだけ…と来ると、果たしてどれほど社会的に有用な資産になるか疑問です。

もちろんすべてではありませんが、こうしたアラブ男性の数が増えると、ドイツでのルールに全く適応できないので、他人がかなりの負担を強いられる結果になります。特に難民たちは何家族かがまとめて一つの家に住むことが多く、掃除もゴミの仕分けもできないアラブ男性たちは、一緒に住む人たちに多大の迷惑をかける…などということもたくさん報告されています。そして一つ屋根の下に住む隣人たちが連帯責任で罰金を支払わされたり…などということもあるようです。

いやぁ、さすがのドイツもここまで膨れ上がるとは思っていなかったであろう難民の数…。もう、人々の日々の会話で難民の話題が上らない日はない。今後早急な対応が求められます。日本の皆さんにも、こうした欧州の緊迫した状況を知っていただきたく、ブログにアップさせていただきます。


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最終更新日  2015.09.03 02:37:11
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