3219329 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

月の砂漠-ヨルダンから

月の砂漠-ヨルダンから

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

Thousand and One Nights

Thousand and One Nights

サイド自由欄

できるだけ多くの方に中東について知っていただきたいので、ブログランキングに参加することにいたしました。ご協力お願いいたします。読んでいただきましたら、1日1回下のリンクをクリックしてくださいね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村

ご旅行に関するお問い合わせは「Picturesque Jordan(https://picturesque-jordan.com/)」まで。中東旅行・ヨルダン観光のことなら何でもお気軽にご相談くださいませ。

↓楽天で買うニッセン。ニッセンの麻混の商品は質が良いです↓


カテゴリ

カテゴリ未分類

(16)

ヨルダン生活編

(296)

旅行記:″ヨルダンの風景便り″シリーズ

(76)

アラビアンナイトの国―オマーン情報

(34)

乳と蜜の流れる約束の地―イスラエル情報

(28)

Great Persia の世界 イラン情報

(10)

東と西が出会う国 トルコ情報

(240)

悠久のエジプト

(4)

ワディラムの情報

(24)

アラブとは何ぞや? アラブを徹底的に分析

(19)

徒然なるままに、わたくしごと

(285)

あれこれ アラブ世界

(161)

ぶらっとアンマン

(46)

おいしい! アラブ・トルコ料理

(56)

おススメの観光スポット

(32)

旅行前にチェック! ヨルダン旅行のヒント

(47)

ショッピング in ヨルダン

(18)

アラビア語うんちく講座

(23)

ヨルダンの現地旅行会社

(21)

ヨルダンから中東のほかの国々へ

(30)

もっときれいになりたい! アラブ式美容法

(19)

海外レンタカー

(2)

最新のツアー情報

(27)

シリア事情あれこれ

(44)

ヨルダン:ムジブ保護区

(12)

ヨルダン:アジュルーン保護区

(6)

ヨルダン:ダーナ保護区

(12)

レバノン生活編

(31)

中東の治安情報あれこれ

(5)

徒然なるままに雑学

(1)

あんなホテルこんなホテル 中東のホテル

(18)

日本人アテンド小話

(9)

スペイン生活編

(9)

珍ヨーロッパ滞在記

(24)

我流レシピ集

(9)

ワタシハ猫ニナリタイ

(15)

掲示板:緊急のお知らせ

(5)

イスタンブール生活編

(1)

サウジアラビア情報

(2)

ツーリストビザ解禁! サウジ情報

(4)

ガジアンテプ物語

(13)

アレッポ石鹸 - シリアの誇り

(9)

エジプト生活編

(8)

カレンダー

バックナンバー

2017.07.07
XML
本日は、イスタンブールで知り合ったシリア人のご家族のおうちに招かれ、シリア料理のフルコースをいただいてきました~。お腹パンパン。でも家に帰ってきて、持たせてもらったお料理をまた食べる卑しい私(笑)。なぜって、これはアラブ料理の中でも1、2を争うほど私が大好きなお料理だからなんです。

今日ご馳走になったのは、シリア料理といってもダマスカスでのみ作られるダマスカスっ子の味。同じシリアでも、アレッポなど北のほうに住むシリア人はこのお料理を知らないことも。あるいは「聞いたことあるけど…作り方知らない」なーんて言うアレッポのシリア人もいます。

その名もアラビア語では「ハッラーァ’ ウスバア」。直訳すると「指のやけど」…という名前かな。面白い名前です。「ハッラーァ’ 」の「’(アポストロフィ)」は何?と思われる方もおられるかもしれませんが、これはアラビア語独特の発音で、喉を詰めながら軽く「ァ」と発音するときのもの。なんのこっちゃ、と思われる方のほうが多いと思いますので詳しくは書きませんが、シリアやレバノンで頻繁に使われるいわゆる方言…で済ませておきましょう。



美味しそうでしょう~。実はこれを食べたのは、ドイツのシリア人宅で。ヨルダンで友達だったのはホムス出身のシリア人が多かったので、ヨルダンではこれを食べる機会がありませんでした。なんせダマスカスの郷土料理ですから‼

ドイツで初めていただいたときに、頭をガーーーーーーーンと殴られたかのような衝撃を受けた味(笑)。まぁ、つまりは美味しかったのです。というか美味しすぎたのです。で早速私もアラビア語のユーチューブを見つつ作ってみたのですが、やはりダマスカスっ子の作る味には到底かないません。もう一度食べたい…と思いつつ、なかなか機会がありませんでした。

が‼ ここイスタンブールでこのお料理にまた出会えました。このご家族がダマスカス出身と聞き、さらに「アラブ料理作るから遊びに来てね」と言われたときに、すかさず厚かましくも「ハッラーァ’ ウスバア」をリクエストした私。そして今日、この美味しい料理に舌鼓を打ちました。

実はこのお料理は実は冬の定番お料理らしく、本当は夏には食べないんだとか。でもわざわざ作っておもてなししてくださいました。これはですね…何が入っているかというと、レンズ豆とマカロニとよく炒めた玉ねぎと…。そう、端的に言えばエジプトのコシャリ (https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201705060000/) に似ています。ただしコシャリと決定的に違う点は、刻んだコリアンダーがドカンと大量に入っている点と、ザクロのソースが入っている点、それから「タマル・ヒンディ」と呼ばれるタマリンドのソースが入っている点。ザクロのソースもタマリンドのソースも酸味がありますので、「ハッラーァ’ ウスバア」も酸味が特徴です。この酸味が織り成すレンズ豆とマカロニの組み合わせが絶妙な味なんです。

そしてトッピングとして、カラカラに揚げたパンが乗せてあります。このカラカラ揚げパンも、「ハッラーァ’ ウスバア」には欠かせない材料。お肉は一切使わないベジタリアン料理です。

あまり知られていないダマスカスっ子の味。これ…絶対売れると思います。もっとこのダマスカスの郷土料理が広まってほしい。

もし身近にダマスカス出身のシリア人がおられるなら、ぜひこの「ハッラーァ’ ウスバア」について聞いてみてくださいね。ツウだなと感心されるはず。それから機会があればぜひこの料理をリクエストしてください。レストランではまずいただけない、ダマスカスだけの家庭料理です。アラビア語のレシピは、インターネットでたくさん見つけることができます。とはいえ、各家庭によって作り方や材料に違いがあるのは当然のこと。

ダマスカスっ子たちが集まれば、うちではこうする、いやいや、こうする方が美味しい! などと秘伝を教えてくれるはず。アラブ料理は奥が深いですな。いやはや、懐かしのこの味を堪能した一日でした。

アラブ料理に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。

ブログランキング・にほんブログ村へ←携帯から押してくださる方
にほんブログ村

←パソコンから押してくださる方
にほんブログ村

足跡ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/

足跡お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。

足跡資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。

足跡中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.07.08 04:09:17
[おいしい! アラブ・トルコ料理] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X