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月の砂漠-ヨルダンから

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2017.07.07
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本日は、イスタンブールで知り合ったシリア人のご家族のおうちに招かれ、シリア料理のフルコースをいただいてきました~。お腹パンパン。でも家に帰ってきて、持たせてもらったお料理をまた食べる卑しい私(笑)。なぜって、これはアラブ料理の中でも1、2を争うほど私が大好きなお料理だからなんです。

今日ご馳走になったのは、シリア料理といってもダマスカスでのみ作られるダマスカスっ子の味。同じシリアでも、アレッポなど北のほうに住むシリア人はこのお料理を知らないことも。あるいは「聞いたことあるけど…作り方知らない」なーんて言うアレッポのシリア人もいます。

その名もアラビア語では「ハッラーァ’ ウスバア」。直訳すると「指のやけど」…という名前かな。面白い名前です。「ハッラーァ’ 」の「’(アポストロフィ)」は何?と思われる方もおられるかもしれませんが、これはアラビア語独特の発音で、喉を詰めながら軽く「ァ」と発音するときのもの。なんのこっちゃ、と思われる方のほうが多いと思いますので詳しくは書きませんが、シリアやレバノンで頻繁に使われるいわゆる方言…で済ませておきましょう。



美味しそうでしょう~。実はこれを食べたのは、ドイツのシリア人宅で。ヨルダンで友達だったのはホムス出身のシリア人が多かったので、ヨルダンではこれを食べる機会がありませんでした。なんせダマスカスの郷土料理ですから‼

ドイツで初めていただいたときに、頭をガーーーーーーーンと殴られたかのような衝撃を受けた味(笑)。まぁ、つまりは美味しかったのです。というか美味しすぎたのです。で早速私もアラビア語のユーチューブを見つつ作ってみたのですが、やはりダマスカスっ子の作る味には到底かないません。もう一度食べたい…と思いつつ、なかなか機会がありませんでした。

が‼ ここイスタンブールでこのお料理にまた出会えました。このご家族がダマスカス出身と聞き、さらに「アラブ料理作るから遊びに来てね」と言われたときに、すかさず厚かましくも「ハッラーァ’ ウスバア」をリクエストした私。そして今日、この美味しい料理に舌鼓を打ちました。

実はこのお料理は実は冬の定番お料理らしく、本当は夏には食べないんだとか。でもわざわざ作っておもてなししてくださいました。これはですね…何が入っているかというと、レンズ豆とマカロニとよく炒めた玉ねぎと…。そう、端的に言えばエジプトのコシャリ (https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201705060000/) に似ています。ただしコシャリと決定的に違う点は、刻んだコリアンダーがドカンと大量に入っている点と、ザクロのソースが入っている点、それから「タマル・ヒンディ」と呼ばれるタマリンドのソースが入っている点。ザクロのソースもタマリンドのソースも酸味がありますので、「ハッラーァ’ ウスバア」も酸味が特徴です。この酸味が織り成すレンズ豆とマカロニの組み合わせが絶妙な味なんです。

そしてトッピングとして、カラカラに揚げたパンが乗せてあります。このカラカラ揚げパンも、「ハッラーァ’ ウスバア」には欠かせない材料。お肉は一切使わないベジタリアン料理です。

あまり知られていないダマスカスっ子の味。これ…絶対売れると思います。もっとこのダマスカスの郷土料理が広まってほしい。

もし身近にダマスカス出身のシリア人がおられるなら、ぜひこの「ハッラーァ’ ウスバア」について聞いてみてくださいね。ツウだなと感心されるはず。それから機会があればぜひこの料理をリクエストしてください。レストランではまずいただけない、ダマスカスだけの家庭料理です。アラビア語のレシピは、インターネットでたくさん見つけることができます。とはいえ、各家庭によって作り方や材料に違いがあるのは当然のこと。

ダマスカスっ子たちが集まれば、うちではこうする、いやいや、こうする方が美味しい! などと秘伝を教えてくれるはず。アラブ料理は奥が深いですな。いやはや、懐かしのこの味を堪能した一日でした。

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最終更新日  2017.07.08 04:09:17
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