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月の砂漠-ヨルダンから

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2017.08.14
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さて、トルコに来て最初の私の国内旅行がこの秘境…ネムロトダーゥ。なんでまた、こんな辺鄙なところに来てしまったのか…。単にアラブから逃げ去るための旅行だったわけですが、その目的は十分に果たせました! 秘境であり辺鄙な場所にあるこのネムロト山。実は1987年に世界遺産に指定されています。ただし先回のブログでも書いたように、現在は「渡航禁止」に近いといっても過言ではない区域に指定されており…、かくして外国人はほぼおりません。

2000メートルを超えるこのネムロト山に何があるのかといいますと、ひと言でいうと、神々が鎮座しています。ただ、鎮座しているといっても顔だけ。その「神々」をちょっとご紹介しますと、ギリシャとペルシャで知られていた神々で、例えばアポロ、ゼウス、ヘラクレスなど。鷲やライオンの顔をしたペルシャの神々もいます。まずはこの神々の写真をどうぞ! 

↓ 山の西側にある神々の像





↓こちらは山の東側にある神々の像



山頂では西側と東側に神々が鎮座していまして、朝日を見るツアーとサンセット(夕日)を見るツアーがあります。太陽の位置によって光の当たり方が違います。私が参加したのはサンセットを見るツアーだったので、遺跡の西側が太陽の光に照らされていました。

さてこうした神々に交じって、アンティオコス1世の顔もあります。そう、この遺跡はアンティオコス1世によって建てられた彼のお墓ともいわれています。アンティオコス1世王は、この辺一帯を支配していたコンマゲネ王国の最盛期に支配していた人物で、在位は西暦前69年から西暦36年らしいです。彼は支配者にありがちな自己顕示欲が強い人間で、自分を神格視していたために神々と一緒に自分の像も建てたようで、自分の死後も人々から崇拝されることを望んでいたらしい…。こうした試みすべては虚しいわけですが、まぁ一応…彼の顔も神々の顔とともに現在までしっかり残ってはいます。

なぜ顔だけがごろごろ転がっているかというと、下の写真にある本体部分から全部落ちてしまったらしいのです。↓



で、この顔の大きさですが、どれくらいの大きさかといいますと。。。どこかからお借りした写真ではありますが、人間の体と比べてみてください。

 かなり大きいです。

現在は遺跡の周りにロープが張られているために、こんな風に顔の真横に立つことができません。

さて、このネムロト山ではサンセット(日没)かサンライズ(日の出)を見ることができますが、山頂なので夏でも気温がぐっと下がるそう。ちなみにこの観光地は雪に覆われるために冬の間は閉鎖されます。山の上で一晩過ごすのはどうも気が進みませんでしたので、私はサンセットツアーに参加。太陽が周りの山々に沈んでいく様子を眺めます。







しかし、このニムロト山、トルコ人だらけ。英語なんて一切といっていいほど通じませんし、とにかく人々とコミュニケーションが取れません。しかもトルコ人は全体的におとなしいので、英語が話せないのに近寄ってくる…ということはない。3人ほどのトルコ人から一緒に写真を取ってほしいと頼まれましたが(アジア人が珍しいのと、とりわけ日本人が好きらしい…)、それ以外で何やかんやと話してくる人もおらず、けっこう孤独(笑)。トルコ語を話せたらきっと盛り上がるんでしょうけどね~。トルコ語習得はこれからの課題といたしましょう。


↑サンセットを見終わると、まだ明るいうちに山を下り始めます。といっても歩く距離はほんのわずかです。山の中腹にはゲストハウスがあり、山頂付近からこのゲストハウスまではシャトルバスが運行しています。このゲストハウスで私たちの乗ってきたツアーの車が待機しています。

↓ニムロデ山から見まわした景色。

というわけで、トルコでお初の世界遺産観光は無事に終了。この観光地は1泊で十分ですね。私は3泊もしたために、次の日から暇を持て余すことになりました。とはいえ、それはそれで良かった。外国人が自分以外全くいない世界に身を置くというのも、なかなか興味深い経験でした。

外務省からは危険レベル2に指定され、「不要不急の渡航は止めてください」とのお達しが出ているエリアではありますが、私は行ってよかったと思っています。行けるときに行く‼が私のモットー。シリアも行けるときに行っておいてよかった。もうあのシリアはどこにもありませんから。

日本人を見かけることはほぼないかと思いますが、もし機会がおありでしたら、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。あ、もちろん自己責任でよろしくお願いいたします。

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最終更新日  2017.08.14 04:25:22
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