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月の砂漠-ヨルダンから

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2017.11.08
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本日は、以前にアップした "「払わない女」と「待ち伏せする男」" の続き。​https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201711030000/​ トルコ生活で私の身に降りかかったおどろおどろしい(?)お話をして差し上げましょう。

話は半年ほど前の4月にさかのぼります。以前のブログで「我がビルの入り口がある時期トルコ人若者たちに占拠されていた」と書きましたが、実は今のアパートに引っ越した時から若者たちがたまっていることには気づいていました。でも初めは3人ほど。3人ほどのトルコ人若者たちがいつもビルの階段に座ってたむろしている。はじめはどこの子たちか分かりません。このビルに住んでいる住人の子供なのかもしれないし、律義に「メルハバ」などと挨拶をしていた私。

下の写真を見ていただくとお分かりかもしれませんが、私のビルのメインエントランスの前は階段になっています。この階段が若者たちのたむろする場所になっていました。4月に入居してから、5月6月7月と月日が経ち、たむろする若者たちの数がどんどん増えていく。ある時は8-9人くらいの若者がこの階段の上から下までぎちぎちに座っている。通れたものではありません。



しかも以前は夕方から夜にかけてだったのに、6月からトルコの学校が夏休みに入ったのをきっかけに、朝といわず昼といわず夜といわず、常に若者たちが階段に腰かけている状態に。2、3人ならまだ分かるけど、というか、このビルの住人なのかなで済みますが、もう8人9人となってくると明らかにこのビルの住人ではない。一体どこから湧いて出てくるのか、この若者たち。近所の人に聞いてみると、どこから来るのか分からない、という。この辺の子たちではないということ。

しかも自分の家なのに、ビルに入るときになんで毎回毎回いちいち「ごめんなさい」といって入らないといけないのか。座っている若者たちのほうが「ごめんなさい」というべきだろ! だんだん腹が立ってきました。しかも中には上の写真のように小生意気(どころか邪悪な)若者がいて、私たちが階段を通るときにどかない。態度があまりに大きいと、こっちも「お前、どけよ!」とイライラしてきます。これが毎日。しかも夜遅くまで。幸い私は4階に住んでいますので彼らの騒ぐ声はそんなに聞こえません。といいますか、私は音にはあまりうるさい方ではないので、気にならないといったところか。

ただ、1階2階に住んでいる住人たちはかなり大迷惑をしていたよう。そしてこの若者たちがドラッグ(麻薬)で夜な夜な酔いどれた状態になっていることを近所の人から聞きました。こんなに若者たちがうようよたかっているのは、ここが麻薬の売買の場所になっていたからなんです。

この件については、大家さんにも不動産屋さんにも相談しましたが、取り合ってもらえず。ここでトルコ人は全くもって頼りにならないことを痛感。他の人の身に起きていることは対岸の火事で、全く関わろとしない。 なんて利己的な国民なんだろうと絶望的になりました(笑)。こっちが困っていることは知っていて、自分たちも問題に気づいているのに、無関心。

私のほうは階段に水をまいたりして、自衛の作戦に打って出ましたが、階段に水をまいたところで、1時間後にはすっかり乾いていて、また若者たちが座っている状態。上の写真は、初めて階段に水をまいた日にこの邪悪な若者が私を罵っている場面。しかもコヤツは私を殴ろうとしました。私はそんなことでビビりませんから、やれるならやってみろ! とキッと仁王立ちになっておりました(笑)。

でも戦ったところで、毎日毎日ウジ虫のように湧いてくるこの若者たち…。近所の人たちは仕返しが怖いといって、自分たちも困っているのに全く動こうとしない。真剣に家を引っ越そうと考え始めたのですが、ある時1階のタタール人の女性に初めてばったり出会い、何とかしないとという話になりました。

それで階段の一番下の段に大きな鉄の扉を取り付ける話が浮上。そうなると、若者たちは階段に座ることができません。実際、近所のアパートには、こうした若者たち占拠の被害を防ぐために鉄の扉を付けているところがあります。こうして強制的に立ち退きさせるわけ。

そこで鉄の扉の値段を確かめることに。いろいろ電話して聞いてみると、最終的に1400リラ(4万6千円ほど)という見積もりを出してくれたところがあり、7世帯で割ると1世帯辺り200リラ(6000円)で済みます。この話をビルの住人に持って行っても、「Para Yok(お金ないねん)」で終わる始末…。確かに老人世帯ばかりなので、お金がないのでしょう。

そんなわけで行き詰まり、やはりもう引っ越すしかない…と思っていた矢先に、2階の爺ちゃんが200リラなら払うと乗ってきました。この爺ちゃん、私が他の世帯分を負担するといっていたので、この機会を逃したら一生この若者たちに占領されたままで終わる…それよりはこの外人にたくさん払わせて鉄の扉を付けた方が良いと計算したようです。タタール人女性も払うといい、私が5世帯分を負担して1000リラ(3万3千円ほど)払うことになりました。

こうした鉄の扉が取り付けられたのは9月前半。下の写真のようなオシャレな鉄の扉ではありませんが、雰囲気としてはこうした鉄のドア(しかしもっと大きくて鉄格子のようなドア)が我がビルに取り付けられたのです。初日は例の邪悪な若者が鉄のドアを蹴るなどしてきましたが、鉄の扉がついて急に気が大きくなったのか、今まで黙っていたビルの住人がこの若者に「金輪際(こんりんざい)関わるな! ここに二度と来るな」などと窓から怒鳴ったりして、一時期騒然としました。



そんなこんなで、すったもんだの末に取り付けられた鉄の扉。効果はてきめんで、若者たちはその日を境に姿を消しました。きっとどこかのビルが被害に遭っているのでしょうが、こっちとしては自分たちのビルの前からいなくなってくれたことが何より。私は自分のビルの中で一躍スターとなり、「あなたのコト大好きよ」「ありがとう!」などと持ち上げられる始末。ったく、ほんまにトルコ人はゲンキンなやっちゃな…。しかも、スター扱いされたのは約1か月程(笑)。今では、彼らは鉄の扉が付いているのは当たり前といわんばかりの態度に戻っています。

ま、そんなことは全然いいのです。スターになりたくてやったことではありません。私のストレスが頂点に達していて、とにかくこの若者たちを追い出したい一心で、お金で解決するもんなら、幾らでも払いますがな! という気持ちだったのです。

しかし私に200リラを借りた状態になっているタタール人は「ありがとう~♥」というメッセージを送ってきたきり、全く返す気配がない。アンタ、払いんしゃいよ。払うって言ったでしょ。というわけで、100リラは何とか取り返したものの、あとの100リラはまだ私の手元に戻ってきていないのです。彼女はきちんと仕事をしているし、派手で奇抜なギラギラしたファッションで街を闊歩しているので、お金がないわけではないのです。ただし3人のヒモ(ろくでなしの男たち)を家に囲い中…。

男3人が働かずにお金をせびるのだと言っていましたが、でもね、そんな理由は私には全く関係ないんです。どうでもいいから、借りた金を返せ~と、3000円を取り返すことを決意している私。額が問題なのではなく、この態度が気に入らない。お金がないの、ごめんね、と愁傷(しゅしょう)にしていたら、他の5世帯分を払ったように彼女の分を払ってもいいのです。でも払うといって払わない、しかも居直る、この姿勢が嫌なんです。貸したものは返してもらいますからね。

というわけで、トルコ生活とともに始まったこの若者たちとの戦い。晴れて勝利(?)し、その後は本当にストレスフリーな生活を送っております。住むといろいろあります。ヨルダンでもいろいろありました、想像をはるかに超えた修羅場が。そんなヨルダンでの修羅場の数々もブログの中でいつかアップしたいと思っております。ネタには尽きない海外生活…(笑)。今回のお話は長くなりましたが、私の珍トルコライフはまだまだ続きますよ~。

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最終更新日  2017.11.08 04:37:57
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