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月の砂漠-ヨルダンから

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2018.04.09
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先日のブログでも触れましたが、「家決まりまして、引っ越し間近」(​https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201804010000/​) という記事を書いた3日後に超特急で緊急の引っ越しをいたしました。まさに夜逃げ状態…。いや、引っ越しは夜中ではなく真昼間にしましたが、とにかく日がなかった!間一髪の脱出を成し遂げたのです。

新しいアパートの契約を交わしたのが3月30日。その日に古い家のアパートの大家に「家出ます」宣言。大家には1か月前に申告しないといけないため、私としては4月いっぱいは古いアパートを借りる予定をしていました。引っ越しは4月半ばあたりかなぁと漠然と考えていました。

ところが4月1日に下の階の住人から「大家が2日後にやって来る」とたまたま聞きました。大家が来る? これは何かクサイ…。というのも、大家はイスタンブールには住んでおらず、私はアパートの契約時から1年間後のその時に至るまで大家の姿を見たことも声を聞いたこともありません。やり取りは全て大家の息子(20代)とメッセージで。ですから、大家が来るというのは非常に大切な用事があるということ。

ところで大家の息子は、私がアパートを出るなら部屋の壁のペンキ塗りをしろだの何だの非常に高圧的な態度を取っていました。家賃の値上げの時も高圧的で「はぁ?」という感じでしたが、この度も家を出るときに部屋の壁のペンキを塗れだの言われて「はぁ?」という感じ。

1年住んだとはいえ壁はほとんど汚れていません。自分のミスで汚したならまだしも、汚れていない壁に何でペンキを塗る必要がある? それは大家の責任でしょ、とあきれ返っていました。理不尽な態度には納得できませんでしたが、大家が来るということはペンキ塗りの代金を強制的に私に払わせるつもりなのかもしれません。しかも私には一切何の連絡もなし。これは何か怪しい…大家が来る前に出た方がいいかも…と思っていたところ、さらに思わぬ事実が発覚!

同じビルのご近所さんと話していて、私のつたないトルコ語の能力で分かったことは、大家はこのビルの改装に乗り出すらしく、各世帯からお金を徴収する予定だということ。その時は正確な額は分かりませんでしたが、とにかくこのビルに住んでいるなら、いくら出るといっても払うことを強制される気がしました。それは「虫の知らせ」だったのですが、この虫の知らせはまさに的中。

トルコ在住歴10年の友達に後から聞くところによると、トルコではアパートで修理とかが必要になった場合、住人が折半して払わないといけないことがよくあるようです。アパートの入り口に金額が張ってあって、お金を払った家の番号にはチェックが入り、払っていないのがどこの部屋か一目瞭然になるようになっているところもあるらしい。何と‼

この時はまだそんなことは知りませんでしたが、とにかくこの事態は自分にとって不利になりそうな予感がしました。それで「とにかくこの家を出よう!」と思い立ち、即実行。もともと見積もりを頼んでいた引っ越し業者に電話をして、「明日何とか車を準備して‼」と依頼。それが4月2日の月曜日。大家が来るのは翌日の火曜日。大家が来るその当日に、大家が到着する前に引っ越しを済ませるという、無謀にも思える計画を実行することに。

それでまだパッキングも何もしていなかったのですが、鬼のような勢いでパッキングを済ませ(もちろん友達に助けてもらいました)、翌日の引っ越し業者を待ちました。引っ越し業者は朝1時間も遅れてやってきてヤキモキしましたが、とにかく遅れてでもやってきました。この引っ越し業者については、ああ!もう本当に泣く思いをしましたが、それは次回にでもアップするとして…

とにもかくにも引っ越し終了! あまりに急だったので、友達の手もそんなに足りず…少ない人数で(しかも助っ人は女性だけ…)必死に荷物を運び上げました。新しい家はエレベーターなしの6階!もう汗だく・足ガクガクでした。

古い家を引き払ったのは午後14時くらいだったでしょうか、その時点で大家はまだ姿を見せず。よし、作戦成功‼ 大家からはその日の20時ごろに電話がかかってきました。きっとアパートがもぬけの殻だったことに仰天したはず。私がアパートを引き払う前にとっ捕まえようと、連絡なしでわざわざイスタンブールにやってきたのですから。これまでの人生で人を出し抜くなんてこと要領が悪い私にはほぼなかったのですが、今回は私が大家を出し抜いた形になりました。それに値するほど悪徳でしたからね。

で、アパートを引き払った日に挨拶がてら以前のご近所さんを再度訪ねて分かった衝撃の事実…。この大家はなんと、各世帯から1700リラ(4万5千円)を徴収するのだと!4万5千円なんて日本円にしたらそれほどでも…と思われるかもしれませんが、値上げ前のアパートの家賃が1150リラ(3万2千円ほど)でしたので1か月分の家賃より高いのです。

ぼろっちいアパートの改修に何でそんなお金を払わないといけないのか。といいますかね、改修っていうより解体した方がいいと思いますよ、このアパート…。どこまでも貪欲でケチな大家。いくら住人が折半といっても1世帯1700リラというのはあり得ない、とトルコ人の友達も言っています。可哀想に、このビルの1階に住むトルコ人おばあちゃんは泣いていました。「払えない」と。しかも大家に払えないといったら、警察を呼ぶといわれたらしいです(怒‼)

その問題のビルですが、私が出た後アッという間に改修工事に入っています。

 矢印の小汚いアパートです。

私がまだ住んでいたら、悪徳大家にとっ捕まって1700リラをむしり取られているところでした。あるいはあくまで払わないという態度を貫いていたら、警察沙汰になっていたかも。大家としては私がそんなに早く家を出れると思っていなかったので、4月3日にイスタンブール訪問を決めたようですが、まんまと大家を出し抜く形になりました。人を出し抜くなんて悪いことだけど、今回は非常に満足。虫の知らせに感謝です。

そんなこんなで、トルコ2年目にして知ったこうした衝撃的な事実…。イスタンブールで家を借りるときは、大家の人柄もじっくり観察すべき。じゃないと、1年ごとに引っ越しをするような結果になりかねません。しかし何じゃろね、トルコでは大家の権利がかなり手厚く保証されていて、借りる人の権利はほとんど保証されていませんよね。そしてイスタンブールでの引っ越しは本っ当に本当に大変!!! これについてはまた次回に…。いずれにしてもとにかく終わった引っ越しです。悪徳大家から解放されてヤッターーーと開放感に浸っております。

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最終更新日  2018.04.09 20:21:57
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