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カテゴリ:東と西が出会う国 トルコ情報
イスタンブールの旧市街はヨーロッパ側にあり、「歴史地区」として世界遺産に指定されています。この界隈は本当にたくさんの観光客で賑わっています。特にサウジアラビアやバーレーンなど湾岸エリアのアラブ達やイランからの観光客が多い。とにかく人でいっぱい! トルコに来る観光客は一時よりぐっと減ったといわれていますが、人であふれているこの地区を見るとそんな気配は一つもありません。ま、日本人は確かにぐっと減ったようですが…。
さてこの「歴史地区」は本当に興味深くて見所もいっぱい。有名なのはブルーモスクやアヤソフィアなどでしょうか。トプカプ宮殿も有名ですね。今日は知名度はそれほど高くないものの、やはり世界遺産に指定されている地区にある「地下宮殿」をご紹介します。 この地下宮殿はブルーモスクやアヤソフィアから徒歩で3-4分の場所にあります。↓こんな看板が目印。トルコ語では「イェレバタン・サルヌジュ 」と呼ばれています。あるいは「バシリカ」というだけで通じたりします。 この地下宮殿は本当の宮殿ではなく、実は貯水槽です。4世紀ごろに作られたらしい。宮殿と呼ばれるようになった名前の由来は、「高さ8mの336本の大理石柱が、28本ずつ12列に立ち並ぶ様子がさながら宮殿のようであったため」といわれています。 私のカメラの腕では薄暗い地下宮殿をきれいに撮ることはできませんでしたので、"世界遺産オンラインガイド" というサイトから写真をお借りいたします↓ この地下宮殿は夏でもひんやりしているので、暑いときの観光にも向いています。 さてこの地下の貯水槽には何とメデューサの頭が存在するんです。メデューサといえば、ギリシャ神話に出てくる怪物❓で、髪が生きた蛇でその目を見たものは石になってしまうという人物。地下宮殿にはそのメデューサの頭部が2つ使われていますが、横向きと逆さ向きとに置かれており、とても不思議。 さて、なぜメドューサの頭がしかもこんな不思議な向きで使われているかに関しては諸説があるようです。魔除けという説もあれば、柱の高さを調節するために余った庫処分品が使われたという説もあるようです。まぁそういわれればそうかもしれません。しかしそれが今では観光の目玉になっているのですから、作った人もびっくりの展開ですよね。 それにしても、薄暗い中に安置されたメドューサの頭にはちょっとギョッとさせられます。 そんなイスタンブールの歴史地区。イスタンブールに来られたら外せないスポットです。季節を問わず賑わうこの界隈、皆様も街歩きをぜひお楽しみくださいね。 トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.13 05:50:12
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