月の砂漠－ヨルダンから

​​に、にゃんと! トルコ政府がついに4日間のロックダウンを決めた模様です。4月23日木曜日から週末にかけて4日間となります。そっか～、予期はしておりましたが、やはり…ね。

今日は週に1回の買い出しの日で、たっぷり買い込んで良かったです。明日以降はまたパニック的になるでしょうから…。私の周りでも「コロナ疲れ」が見え始めていて、街を歩く人々は多いし、マスクもしているんだかしてないんだか…。鼻を出して口だけマスクで覆っている人が多くいますが、意味ないんちゃうん?? マスク慣れしていないから、というのもありますね。私もマスク慣れしていないので、苦しいのなんのって。外したくなる気持ちは分かります。

それにしても、ちょっとやけくそ的な感じも見受けられます。感染する人はするし、しない人はしない…みたいな。まぁ確かにそうなんですけど…。いずれにしてもトルコ政府はもう少し強硬な手段で感染を抑え込む手段に方向転換したようです。もともと自宅待機を心掛けている私たちには、あまりこれといった変化はありませんが…。

しかしこの1か月、これまでになく食費を使っています。自宅に籠っているのでお腹もすかず、食べる量は減っているのに…なんでこんなに食費がかかっているのかというと、買いだめしているからです。2-3か月分の買いだめをするようにと言われているので、それに従って家にはいまだかつてないほどの食料がたんまりと…。これ、本当に食べられるんやろか?

ただ思うのは、コロナが長引くにつれて食品の流通も途絶えがちになるということ。フランスでは本当に物品が不足しているようです。そしてコロナの影響で生産が追い付かない模様…。これはどの国でも起こり得ますので、やはりちょっと多めに食糧を確保しておくのは大切かなと思います。

日本ではまだまだあまり緊張感がないようですが、世界ではかなり大変なことになっていますよ(随分前からですが)。 日本のニュースで「いつまでという期限がないのがしんどい。まぁ政府の方針ですから仕方ないですけど」というようなコメントをしていた人がいましたが、政府の方針て!!! なんでそんな他人任せなん? これは政府の方針も何もモラル・オブリゲーション(道義的責任)ですがな。感染しない・感染経路にならない・人に移さない、これによって医療崩壊を防げるんです。そして医療が崩壊せず機能していたら、救えたはずの命をみすみす失うことはない。それこそが目的なんです。これ、前にも書きました。​https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202003300000/​

こういう認識が日本ではあまり浸透していないように思えます。 日本人は他の人を思いやることができる国民だと思っていましたが…。もう一度書きたいのですが、このウイルスに自分が感染するかどうかという​「ワタクシゴト」​なんてそれほど重要じゃないんです(いや、それなりに重要だけど)。それより他の人に移さない、感染の経路にならないという​「moral obligation (道義的責任)」​が1人1人にあるということです。大切なのは「ワタシ(自分)」のことより、「アナタ(他の人)」のこと。それが外出自粛の目的かと思います。

追加で書きますと…感染した人が悪いわけでは決してありません。かかる人はかかるし、かからない人はかからない。ギャンブルみたいなものだと思います。でも、「自分はかからないから～」とか「かかっても軽症だろうから～」なんて言いながら、外出自粛の目的を理解せずに生活スタイルを一切変えない人には、「ワタクシゴトは重要ではなく、他の人に対するモラル・オブリゲーションがあるんだよ」と言いたいわけです。

さて、ひよこ豆のお豆腐を作って出たおからでハンバーグを作りましたよ～。ハンバーグなんて何年ぶり…? え? 下手したら10年以上作っておりません。

写真では美味しそうじゃないけど、超美味しかった! 満足です。ハンバーグがたくさんできたので、焼いてから冷凍します。今週はひよこ豆三昧です。

それにしても日本はいいなぁ～。外出自粛でも美味しい和食が家でたんと食べられるんですから。日本から持ってきた私の日本食はほぼ底をつき、和の味と言えばほぼ醤油しか残っていない。和食を夢見つつ過ごす日々なのであります…

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