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カテゴリ:東と西が出会う国 トルコ情報
…というタイトルを付けましたが、すでに戦意は消失。デポジット(保証金)は返ってこない…とほぼあきらめています。私の今の家のこと。今回ガジアンテプに拠点を移すにあたり、今の家を引き払い、イズミルでもう少し安い家に引っ越すことになりました。で、引っ越しの時にいつも問題になるのが保証金。
トルコでは、家を借りるにあたってデポジットと呼ばれる保証金を払う必要があります。通常、この保証金は家賃1か月分の値段。このデポジットは通常は家を出るときに返されるべきもの。トルコ人が家を借りている場合、必ず返されます。でも外国人となると…渋って返さないケースが多い。外国人なので泣き寝入り。私の不動産屋も例外ではなく、デポジットは返さないのがありありと見て取れます。ちなみに通常は大家から返されるこの保証金。でも私の大家は1年の大半をドイツで過ごしているために、不動産屋が大家の一切の権限を担っています。 家の保証金は壁のペンキ塗りに使うから…というのが返金を渋る理由。壁のペンキ塗りが1か月分の家賃(日本円にすると3万弱)もするんかい、このくそ親父! と叫びたくなります。ああ、言葉が悪くてスミマセン。保証金はそんなことに使うものではありません。家に致命的な痛手を負わせない限り、保証金は本来返すべきもの。私の家はペンキ塗りが必要であるようには全く見えません。ペットもいないし一人で暮らしていたので、きれいなまま。もちろん1年住んでいたので、小さな傷などが全くないとは言えません。でも大家がペンキ塗りをしたければ毎月私が支払ってきた家賃の一部をそれに投入すればいいだけの話。人の保証金を使うか? 盗みに等しいと思います。 でも3万弱くらいもうええわ…とあきらめモード。トルコで今まで保証金が返ってきたことはありません。1度目は強欲大家がビル全体の塗装のために住人からお金を徴収する(一人当たり3万ほど)という暴挙に出たので、その情報を仕入れた日にさっと引っ越しまして、デポジットを返す返さないの交渉はしませんでした。 2件目は、友達が私の後に同じ家を借りたいということで、私の引っ越しと同時に彼女が入居することになったのですが、彼女がお金に困っているようだったので(といってもそんなに困っていなかったけど)、私のデポジットをそのまま彼女のデポジットにしてもいいよ、などと気前よく請け負ったためにデポジットは返ってきていません。私ってお金持ちでもないくせに、気前が良すぎるところがあり…他人のために結構お金払ってきているんですよね…。私がお金を払うことで解決するならちゃっちゃと払うわ、と思うタイプ(笑)。でも母も兄もそんな感じです。なので家庭環境なのでしょう。 そして今回3度目…今回こそは取り返したかったけど…不動産屋が渋る渋る。英語やアラビア語なら言葉で負けない自信がありますが、トルコ語オンリーでは何ともなりません。しかも人の話を聞かずに畳みかけるように話し続ける不動産屋のコミュニケーションのやり方にほとほと嫌気がさし、顔も見たくない。人の話を聞かない時点でコミュニケーションとはもはやいいませんよね。 というわけで…もう一旦払ったお金なのだから、返ってこないと割り切った方が気分的に楽かと思います。 引っ越しの日付は告げずに引っ越して、鍵は友達に返してもらうつもり。顔見たら腹立ちますからね。「いやぁ、この子は本当にいいテナントだった~」と他の人に自慢している不動産屋ですが、だったら金返せ! ったく。 外国人として住むことには、こうした苦労が伴いますね。ヨルダンでもさんざん嫌な思いをしてきたけど、アラビア語ができるようになってからは少なくともこっちの意見はきっちり言えましたからね。今回はトルコに3年もいながらトルコ語を全然勉強していないツケがこんな形で回ってきたと考えるしかありません。トルコ語を学ばなかったので3万円を奪い取られる…。くっそー。この悔しさをバネにトルコ語を学べたらいいのですが…(笑)。怒りはあんまり原動力にはなりませんね。 おいコラ、不動産屋のじーさんよ、私のデポジットを返せ~! とブログ上で吠えても仕方ない。鍵を預ける友達はウクライナ人ですが、トルコ語が話せるので後の交渉は彼女に一任します。私のために頑張ってくれたまえ。少しでも取り換えしてくれたらそれでよい。よろしう。 フン、3万くらいくれてやるわ! …という感じで、総計するとかなりの額になるであろうお金をあちこちにバラまいている私なのであります。あー、新生活に思いを馳せて嫌なことは忘れよう。 ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com アフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8s お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.16 22:34:24
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