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カテゴリ:ヨルダン生活編
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ さて、少し前のブログでヨルダンでセクハラに遭った時の話をカミングアウトいたしました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202011230000/ かれこれ7年前の話…になるでしょうか。犯人は16歳の少年! 当時はこんな奴にセクハラされた自分が許せなくて、ブログにアップすることさえできませんでした(笑)。 ところでアラブの逃げ足の速さはよく知られています。ほんと素早い! 悪いことをし慣れているので、さっと逃げます。こうやって分が悪くなればいつも逃げ回る人生で、自分の行動の結果に向き合うチャンスはほとんどありません。 この少年も私をセクハラした挙句に、足蹴りして逃げていきました。お、おのれ…。でもここで引き下がる私ではありません。この少年が逃げ込んだ先を目で追って確認(レーシックの手術しといてよかった!!!)。その時はショックと怒りであまり冷静ではありませんでしたが、バクバクする心臓を押さえつつ対策を練りました。 まず自分の家に荷物を置いてから、彼が逃げ込んだ先に乗り込むことに。この家がセクハラ少年とつるんでいた連れの少年の家であることが分かっていたからです。多分目で確認した時に、彼とつるんでいた少年の姿を見たものと思われます。 この時点で、セクハラ少年の情報は一切持っていません。なので連れの少年の家に乗り込むことで、セクハラ少年の名前を聞き出すのが目的。そして連れの少年の親を巻き込むことが目的。 というわけで、息を整えて平静を装い、乗り込みます。わたしって本当に怒った時にはすっごく低くて大きな声が出ます。普段の声は低くないのですが、怒っているときって自分でもびっくりするくらい迫力があるんです(笑)。これ、怒っていないときには出せない声。多分トルコでは一回も出てない…ヨルダンでだけ出る声です。 コンコンなんてかわいいノックではなく、ドンドンとドアを叩きます。その連れの少年が出てきたか忘れましたが、もちろん彼は私を見た途端逃げるので、ドアをガシリとつかんで閉まらないようにして「ちょっと話があるんだけど」と大きな声で用件を伝えます。ヨルダンではインターフォンがない家が多いので、ドアに直接人が出てきます。相手は逃げられません。 騒ぎを聞きつけた母親が出てきました。ただ事ではない様子に少し怯えている感じ。私は手短にセクハラに遭ったことを話し、あなたの息子の友達ですよね、名前を教えてください、とすごみます。もちろん母親は息子が誰といたか知りませんし、息子は「し、知らない」と言って教えようとしません。アラブは人を裏切ることが得意なくせに、こういう時だけ渋ります。 これも想定内。なので、次の手。「教えないんだったら、あなたの息子を警察に渡しますよ。一緒にいたのを見てるし、かばうんだったら同罪!」これ効きます。ニヤリ…。ヨルダンではセクハラに対しては厳罰が課されます。だからこそアラブ男性は外国人女性を狙うんです。アラブ女性には死んでも手を出しません。だってすごい厳罰が課されることを知っているから。外国人女性は泣き寝入りするので、アラブ男性にとっては格好のターゲットなんです。 これにビビった母親。「アンタ、誰と一緒にいたのか言いなさい!」と息子を叱りつけます。相手が渋ることは想定内だったので、私は本当にその場で警察に電話する予定でした。私が本気なのを見、しかも一歩も引かないのを見て、母親は逃げ場はないと理解しています。ついに観念したこの連れの少年、セクハラ少年の名前を私に伝えます。 でも嘘つきで有名なアラブ、嘘を言っていることも十分考えられます。ですから次の手。「本当の本当にこれなんやね? もし嘘やったら、その時はあんたを警察に突き出すよ。分かってるね?」…もう私もヤクザの世界(笑)。家を知られている以上、彼らは逃れられません。そしていい加減なこともできません。セクハラ少年も、たかだか16歳。読みが甘かったね。 さて名前が分かった次の手段は…そう、彼の学校に乗り込むことです! 鉄は熱いうちに打て! 決戦は次の日やで! 待っておれよ、おぬし(といってもセクハラ少年はこの時点では何も知らない)。笑ってられるのも今のうち。マジで乗り込むからね! というわけで、次回は「決戦の日」編です。最終的な結末がどうなるかお楽しみに~。 コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.04 03:39:02
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