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カテゴリ:徒然なるままに、わたくしごと
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ 先日、フランス人の友達3名を我が家に招待しました。そのうち2人は典型的なフランス人で、味に関してはけっこうコンサバティブ(保守的)だと思います。新しいものを喜んで食べるというよりは、疑心暗鬼な表情で恐る恐る食べるタイプ。 彼らにみたらし団子を作った時に、ひとくち口に入れた途端吐き出されたこともあります(笑)。「お菓子というから甘いものだと思っていたのに、甘く無いやん! なにこれ?!」という反応…! その話を日本通のイタリア人の友達にしたら、彼女は「だ・か・ら! 日本食の奥深さを理解できない人種には貴重な日本食を振る舞ったらあかん! 価値を認識できる人にだけ振る舞うんや。」とコンコンと説教されました(笑)。 実は食にコンサバティブなのって、ほとんどのアラブもそうなんですよね…。自分にとって新しいものを喜んで食べるというよりは、怯えつつ食べるという、このアラブの態度にはヨルダン時代に何度も出くわしました。でも私のこの友達のフランス人も、かなりの程度そのタイプ。 すっごく仲良しですが、食に関しては美味しいと思うものの味覚が違い過ぎる。いや、私は彼らの料理は好きです。でも彼らは、和風の食事をどうしてもすごく美味しいとは思えないみたい。何年間か付き合っていますが、今まで美味しいと思ってくれたものは…かなり限られています(笑)。 さてもう一人は日本食大好きのフランス人。自分でもお寿司や照り焼きを作ってしまう、かなりこだわり屋さんのフランス人。彼はいかに美味しい料理を作るかにかなりの時間をかけている自他共に認めるグルメ。 この3人を招待したので、けっこうメニューに頭を悩ませました。食にはうるさいフランス人を招待するのはけっこうプレッシャー。ま、私が料理苦手なだけなんですけどね。で、今回は韓国風のお寿司キンパと牛肉のハンバーグ(つけ合わせにフライドポテト)、そしてサーモンのサラダとなますというメニューに決めました。 このフランス人の友達の1人は、お肉は METRO でと決めているので、前日にわざわざ METRO(https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101110000/) に出かけて牛肉をゲット。牛ミンチは足が速いので、牛肉のかたまりを購入して自分でミンチにすることに。周到な計画の元、招待の翌日を迎えたのですが、牛肉を冷蔵庫から出すとどうも臭いが…むむっ? まさかまさか、まさかってことはないよね…? 昨日買ったばっかりやし、気のせいかな? お肉ってこんな臭いやったよね? いや、ホンマにこんな臭いやったっけ? …でも確かに臭う。腐敗が始まっている臭い…いやーーーん! 奮発して高いの買ったのに! でももう買いに行く時間がない! 多分このくらいなら熱を通したら臭いなんて気にならなくなるわ! とハンバーグ作りを決行。さらにこの牛肉の一部をキンパにも利用。 でも結論からいうと、人生の中で一番まずいハンバーグでした。こんなハンバーグ、今まで食べたことないし、作ったこともない。そんなひどいレベルのハンバーグ…。その時の私↓ こんな感じ。 実は初めは何もなかったふりをしようとしたのですが、焼いている段階でも絶対におかしな臭いがしていたので、これは告白したほうがいいと覚悟。「なんかお肉がおかしい。においがする」と告白…。 フランス人の友達は「え―――? いや大丈夫だと思うけど。問題ないよ。どこでお肉買った? METRO? METROなら大丈夫!」といっていましたが、私は知っている。確かにMETROでお肉を買った。でも冷蔵庫の温度が高めだったのです。いつだったか温度設定を「2」にしていて(1-5のうち)、その高めの温度設定でたくさん冷蔵庫に詰め込んでいたので、冷蔵庫内が十分な冷たさになっていなかった…。なのでお肉が傷んでしまったのです。 結果的に、このとりわけ食にうるさい3人のフランス人に腐りかけのお肉で作った人生で一番まずい料理を出すことに…。もちろん腐りかけのお肉が入ったキンパの味も最悪(笑)。お肉のことでパニくっていたのでフライドポテトには塩をかけ忘れ、しかも半なま状態。もうね、コメントのしようがない料理を出された友達と一緒に食べるあの気まずさと来たら…。人生で1、2に入る Catastrophic (大惨事) な出来事でした…。むっちゃゴメン…。ほんま、ごめんなさーーーい。 それでその晩の目玉は、フランス人の友達が作って来てくれたクランベリーパイ(笑)。それが美味しかったので、食事のまずさは相殺された…? いや、そんなことはないよね。でもとにかく仲良しの私たちなので、一緒に時間を過ごしたことに意義があり! あーーー、ホンマにあんなにばつの悪い思いをするのは、失敗の多い私の人生でもそうそうないですよ。 ↑クランベリーパイ というわけで…かなりショックだった私でしたが、招待された3人はもっとショックだったかも(爆笑)。でも翌日、みんな病気になっておらず下痢にもなっておらず…みんな生きていた! 良かった~~。 こんな風だとフランス人の食事招待がトラウマになってしまう…(笑)。その後、例の日本通のイタリア人の友達にすべてを話して、一緒に爆笑。笑い飛ばすと気が楽になります。不思議ですね。そして「Naoko が作る料理は全部美味しいけどね~。ま、価値が分からん人には特別なことはせんでいいねん。高い牛肉なんて要らんわ。カレーでええねん、カレーで」などと慰めてもらい、せやな、まぁ今回のはホンマに最悪やったけど、せやせや、今度はカレーにするわ…と心の中でつぶやいたのでした。カレールウがないけど(笑)。運び屋さん~、おらんかいの~??? コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.18 20:09:59
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