月の砂漠－ヨルダンから

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先日、目からうろこの記事を読みましたので、シェアしたいと思います。「ご飯は敵じゃない! 今こそ見直したいご飯中心の食生活」という記事。貼り付けておきますね。​https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/nananatsubaki/17-00052​

1年前にトルコで大腸内視鏡の検査をして、IBS(過敏性腸症候群)と診断された私。その後、改善はしたものの、全快とまでは行かず…。やはり腸の調子が悪いことが多い。具体的に言うと、便が細い・量が少ない。これまでの人生、毎朝爽快だったのに、そんな感覚は1年以上ありません。

食生活も気を付けているし、しっかりと栄養を考えているはずなのに、後はどこを改善できるんだろう??? と思って検索していて見つけたのが、先ほど紹介した記事。

そうか! 炭水化物が全然足りてなかった…と気づきました。野菜とおかず中心の食生活で、ご飯食べない、パンも食べない、パスタも食べない…となると明らかに炭水化物が取れていません。炭水化物を敵だと思っていたわけではなく、必要性を認識しなくなっていた、といった方が正しいかと思います。パンはもともと好きではない。パスタは過敏性腸症候群に良くない。そして、ご飯は栄養がない…と思っていたのです。

でもこの記事では、ご飯は「キング・オブ・炭水化物」だと書かれていました。ちょっと引用しますと、こんな風です。

栄養価の点でも、ご飯は非常に優秀です。糖質だけのイメージかもしれませんが、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維もほぼオールマイティに含まれています。脂質はほとんど含まれていませんが取りすぎない方がいいものですし、おかずから摂取できるので問題ありません。

ご飯ってそんなに優秀だったのか! と目からうろこ。詳しくはこの記事をぜひ読んでいただきたいのですが、「脳のエネルギー源も圧倒的に炭水化物なので、炭水化物が不足すると集中力がなくなる」こと。「それだけでなく認知症が増える」ことなどが書かれていて、ひえーーーーーー! 炭水化物を取らない生活、結構長く続けていましたよ! 一生懸命いろんなおかずを作って食べていたけど、脳には栄養がいってなかったというわけ… だからか、トルコ語が全然伸びないのは(笑)! いや、真剣にヤバい状態だったことが分かりました。

そして炭水化物を食べないと便の量も増えないらしいです。確かに思い当たることばかり…。そこで、それ以来はご飯を毎日1合は食べるように頑張っています。意識しないと炭水化物を取ること忘れちゃう…。それくらい食生活が偏っていたのだな～。我流になっていたんだな～と思います。

私が炭水化物から遠ざかり始めたのは多分、ドイツに住んでいた時くらいかも。お米がドイツではそんなに安くない。そしてドイツ人の友達の多くがグルテンアレルギーで、パンなど食べないようにしているのを見て、なぜかパスタをよく食べるようになっていったかも。その後トルコで IBS と診断されてからはパスタをほぼカットしましたので、炭水化物が私の食生活からほぼ完全になくなりました。

ご紹介した記事によりますと、理想的な食事はこんな風。写真もお借りしました。私が小さいとき、朝ごはんはいつもこんな感じだったな～。お母さんありがと!



ご飯、みそ汁、ちょっとのおかず。つまり、昔ながらの日本の食事。こんなにシンプルでいいんや～。今まで必死になって何種類もおかずを作って食べていたけど、結局あんまり栄養にはなっていなかったってこと…トホホ。一人暮らしなのに5人家族? というくらい野菜を大量に買い込んで消費してたけど…。確かに炭水化物を食べていないと満腹感はないです、かなり大量におかずを食べないと。でも、お腹を膨らますのはご飯で良かったのです。

さて、往生際の悪い私は、仲良しのフランス人の友達に聞いてみました。私って炭水化物を全然食べていなかったんやけど、どれくらい炭水化物を食べてる? と。そうしたらその友達、やっぱり炭水化物の量が一番多いんですって! ま、彼らは主にパンですが、ほぼ炭水化物でお腹を膨らませていると。ほほーーーーう。

で、ご飯しっかりとお味噌汁、おかず少なめの食生活にすると、え? と拍子抜けするくらい料理が簡単…。お味噌汁には7-9種類くらいの食材を一度に放り込めますし、後はちょっとのおかずで十分。楽チン～。粗食でいいんですな。

この記事ではなかったかと思いますが、​普段は粗食にして、週に1回奮発​して外食をしたり(今はコロナで難しいですが)、好きなものをがっつり食べたりなどする方法も勧められていました。この方法、いただき! 

というわけで…昔ながらの日本食はお財布にも優しい、体にも優しい…いいとこ尽くめだったんですね。ただいま、せっせと炭水化物を取って脳に一生懸命栄養を送っております。

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