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月の砂漠-ヨルダンから

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2021.03.08
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オマーンで車の事故に遭い、入院する羽目になったことを先回の記事で書きました。これまでの経緯については、以下を参照されたし。

星オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 ​https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103040000/​ 

星オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 - 入院編 ​https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103050000/​ 

お呼び出しがかかり、事故の翌日に病院から警察署に出向きます。残念ながら、警察署の外観などは写真に収めていませんでした。

さて警察署の中に入ると、制服に身を包んだ沢山の警官がうようよしています。もちろんすべてオマーン人。そこで軽い会話をしながら待つことしばし。すると20代半ばのように思える若造が一人入ってきました。制服は着ておらず、オマーンの伝統衣装に身を包んでいます。

 こんな感じ。

この若造が入ってきた途端、制服の警官たちはさっと立ち上がりピシッと敬礼。私も一応のろのろと立ち上がりましたが、いったいこの人誰? という怪訝そうな顔をしていたと思います。この若造、顔に締まりがなく、少しにやにやしていてワガママそうな眼つきをしています。コネ持ちの若者によくある傲慢なタイプ。そしてアラブの中でも私が一番嫌いなタイプ。多分、父親が警察署のトップなのでしょう。アラブのコネ世界を象徴するかのような警察署。

そしてこの若造が私に聞き取りを始めます。でも実際は聞き取りなんてものではありません。彼の中ではすでに答えは決まっているかのよう。つまり私が悪いということです。衝突の写真を見せましたら、すぐに一言、「アナタが100%悪いね」。えええええーーーーーーーーっ?

ここでもう一度、事故後の写真をお見せしましょう。↓こちら相手の車。紛れもなく正面から突っ込んだ様子が分かります。よけた様子もありません。
 

↓こちら私の車。Uターンをしている途中でぶつかられたので、車の後部座席の損傷が一番ひどいです。




おさらいです。事故の様子はこんな感じ。



で、これは私が100%悪いのだと。この若造曰く、「アナタがあの場所にいなければ事故は起きなかったから」。ええええええーーーーーっ、それが理由?? どんな理由????? そりゃあ Uターンしていた私も悪いです。でもUターン禁止区間ではありませんでした。それに正面衝突したあの車、前方をよく見ていれば正面から突っ込むなんてことなかったんと違うん? 減速もせず猛スピードでぶつかってきましたよ。

なので私が100%悪いってことはないでしょうよ。100%悪いってことは相手に一切非がないってことです。それはどう考えてもあり得ない!!! 相手が前方をしっかり確認していれば、私がいることはすぐに分かったはず。だって直線の太い太い道路でしたから。

などと言っても、通じない。若造は続けて、「あの車を運転していたのは父親で鼻の骨を折る大けがや。他に奥さんと子供5人が乗っていた。可哀そうに、こんな事故に遭って。だからあなたが悪い」。なんという身内意識! オマーン人は悪くなく、悪いのは外国人。そしてこの判断、現場検証などには基づいていません。彼の感情だけで決められてる。

これや! これなんや! アラブ世界では外国人は本当に不利なんです。これで私にオマーン人のコネでもあれば、話は全く違います。でも私は単なるツーリスト。

私が100%悪いということは、相手の治療費、車の損傷など全てにかかった費用を私がカバーするということ。「この判決に不服がある場合は、この件は裁判所に持ち込まれる。3か月先かもしれないし、もっと先かもしれない。それまでオマーンにいないといけないね。もし自分が100%悪いと認めるなら、この件はこれにて終了。ファイルを閉じる」と。

な、な、な、なんですと。裁判に持ち込んでも、弁護士代などがかかるだけで勝算の見込みはありません。しかも、いつ始まるとも終わるとも分からない中東の裁判を待つことなんてできません。ヨルダンに住んでいた私は、中東での裁判がどのようなものか知っています。学校の事務室のようなところで、のらりくらり発展性のない「審議」がなされているのが現状。ですから裁判所を利用するのは単なるヒマ人だけ。通常の人は無駄な時間をかけたくないので、お金で解決するか、示談で終わらせます。

でも私が100%悪いって認めると、どう考えても自分に不利になりそうです。第一、相手の治療費や車の損害の全額負担ですよ。ど、どうしよう…

でも選択の余地はありませんでした。だって私がその場で100%の非を認めないと解決しないんですから。なので、しぶしぶながら認めることに。でも納得できない! しかし、これが中東の現実。コネがないとこんな風に扱われるのです。中東で事故なんて起こすもんではありません!

その時点では保険がどの程度カバーするかなどまだ分からなかったので、私の頭の中は計算機と化し、どれくらい払うことになるのかそんなことだけを考えていました。値段によっては破産やな。もう人生終わったようなもんや…。この時ほど茫然として顔の血がサ―――ッと引いたことはありません。

その後、警察署の別室でサインか何かをさせられ、相手の治療費などに関する話を聞くことに。私の件を担当していた別のオマーン人が茫然自失・顔面蒼白の私に少し同情してくれたみたいで、レンタカー会社に連絡をとってくれました。保険でどのくらいカバーされるのかなど。多分、あの生意気なインド人ではなく、オマーン人のオーナーに直接電話をかけたようです。

そして判明した事実が、私が入っていた保険は事故に関わる全ての費用を補償するというもの! つまり私は一銭も支払う必要がないということです! ああ神様! 心底ほっとしました。保険というものは、高額でも絶対に入っておくべき! 

というわけで、納得できない判決を下されてショックでしたが、金銭面での負担がないということが分かったので、心は晴れ晴れ(現金な奴。笑)。神様に感謝しつつ、友達が入院している病院へと帰ったのでした。

さて次回は、私がこの修羅場で孤軍奮闘しているときに在オマーン日本大使館は何をしていたか…。「その時大使館は? 編」となります。

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最終更新日  2021.03.12 02:39:46
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