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月の砂漠-ヨルダンから

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2021.08.20
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中耳炎にかかった後、なかなか良くなりません。ガジアンテプではちょっと名の知れた「アメリカン・ホスピタル」というプライベートの病院にかかっていました。2週間以上もの抗生物質を処方され、それでもよくならなかったら鼓膜切開術というプチ手術になる予定でした。

自分自身もそれで納得していたのですが、虫の知らせ? があり、再診日の前日になぜかサード・オピニオンを聞きに別の病院にかかることに。インターネットで検索して、評判の良い先生を見つけました。この先生、最初に病院にかかろうと思ったときには見つけることができなかった先生なのですが、今回なぜか検索でヒット。




徒歩で30分ほどの距離にあるので、ちょっと遠い病院だったのですが行ってみることに。着いてみると、何やらプライベートの病院とは雰囲気が違う…。シリア人が多いし、とにかく人がうじゃうじゃ。こ、これは…プライベートの病院ではなく、国公立の病院!! ここでガーンとショックを受けた私。

中東はヨルダンに住んでいた私は、国公立の病院が恐ろしくて仕方ありません。というのも、ヨルダンでは国公立の病院といえば貧しい人だけがかかるところ。不潔で、医療の質が悪くて、そんな病院で診てもらった日にはもう速攻「棺桶送り」というイメージ。いや、大げさではなくて、ヨルダンでは国公立の病院の評判はすこぶる悪い。お金が全くないのではない限り、ヨルダン人もかかりません。

トルコの医療の質はかなり高いものの、やっぱり外国人はプライベートの病院に行くことが多い。私もヨルダンでの経験がありますので、かかるとしたら自動的にプライベートの病院へ。ま、もともとそんなに病院にかかることが少ないというのもあります。プライベートだと予約がすぐとれるのも大きいポイント。なんせ高いお金を払いますから、VIP扱いです。

ところが今回、偶然行き着いたのはその国公立の病院…。こ、これは…入るべきか入らないべきか。ちょっと悩みましたが、せっかく来たのでとにかく入ってみることに。嫌だったらすぐに帰ればいいし、予約もなしだったので、門前払いになる確率の方が高いし…。患者さんもうじゃうじゃいるしね…などと考えつつとにかく入ってみました。

やはり国公立。病院内がすんごく広くて、耳鼻咽喉科に行きつくまでがなかなか。何人に聞いたでしょう。途中でくじけそうになりましたが「ま、せっかく来たし」と自分を励ましつつ、なんとかたどり着きました。そして驚いたことに、予約なしだったのに、あれよあれよという間に耳鼻咽喉科の先生に出迎えられ、待ち時間はほとんどなし。

この先生がなんと耳の手術の専門医で、英語まで話せる方だったのでさらにびっくり。高額(あくまでトルコ基準です)を支払うアメリカンホスピタルでも、先生は英語を話さず、本当に大切なことがしっかり聞けない。そんな中、国公立病院で働く先生が英語が話せて、しかもアシスタントがずっと私に付き添ってくれていて、プライベート病院よりVIP扱い! びっくりの連続でした。

この国公立の病院では、きちんと耳のテストもしてもらえました。どれくらい聞こえるか、難聴の具合を確かめるテストです。アメリカン・ホスピタルではテストなんて一切なく、抗生物質を処方されるだけ。今回の病院では、抗生物質を2週間も飲む必要はないといわれました。抗生物質はあくまで炎症が起きて痛みがあるときだけ。痛みが引いている今、飲んでも意味はないと。それより、耳と喉をつなぐ管が炎症で詰まっているので、流れをよくするお薬を出しましょう、ということでした。




そして手術に関しては、「手っ取り早い解決策がいいのなら今すぐにでもしてあげるけど、ドクターとしての意見を言わせてもらうと、あと2週間様子を見ることを勧めるよ」と説明されました。ふーむふむふむ。耳の詰まり感や耳鳴りはかなり気になりますが、専門医が待てというのなら、待った方がいいか。というわけで、手術はとりあえずはなしになりました。

ヨルダンでは、お金のために手術を勧められることがすっごく多いです。何でもかんでもすぐ手術。ヨルダンでの医療は露骨なお金儲けです。でも今回、手術をしましょうともいわれず、むしろ様子を見るように言われて、まぁなんて信頼できるんでしょう! と感動しました。

そんなこんなでテストもしてもらったし、いったいどれくらい診察費がかかるのかとドキドキしていましたが…、テストはたったの300円! ナヌ? そして診察費は700円! え、えーーーーーっびっくりびっくりびっくり。1000円ですべてが終わりました。この安さ、何???? その後、処方箋を持って薬局に行き、お薬にも1000円ほどかかりましたが、それでも激安です。

アメリカン・ホスピタルの場合、診察費だけで200TL(2500円)。お薬は最初は300TL(3800円)、次の診察時に80TL(1000円)。合計で7300円もかかっています。これで手術なんてした日には1、2万円はあっという間に飛んでいきそうです。

プライベートの病院と国公立ではこんなに値段が違うのか…! すごい驚きでした。もちろんお薬に関しては種類にもよりますので、一概に比べられませんが…でも明らかに値段が違う。国公立だとプライベートの病院の3分の1で済みます。さらに質が悪いのではなく、質が良い! だったらなんでプライベートの病院にかかる必要があるのか? まったく意味がない…ということにトルコ生活5年目で気が付いた目からうろこの出来事でした。

ま、国公立といっても色々ありますので、今回たまたま私がラッキーだったのかもしれません。この病院でも、耳鼻咽喉科は良いからといって他の科がいいわけではないのかもしれません。でも、国公立病院への偏見が全て溶け去った出来事でした。

このドクターによると、トルコでは聴覚障害を持って生まれてくる子がとても多いのだそう。近親者での結婚が今でも普通に行われているので、子供への影響が聴覚障害という形で表れたりするのだそう。このドクターはそうした障害を持つ子供たちへの人工内耳と骨導インプラントを専門にされている方でした。まぁ本当に素晴らしいドクターにめぐり合わせてもらって、感謝のしようもないほど。

そんな大先生なのに、個人の携帯電話番号を渡してくださり、何かあればすぐに直接電話するようにということでした。日本だったら考えられないですよね。ドクターの携帯番号をもらえるなんて滅多にありません。こんな風に医師と患者の距離が近いというのは、中東のすごくいい点。でもアメリカン・ホスピタルではドクターの携帯番号なんてもらえませんでしたし、なんだか国公立病院のほうがすっごく待遇が良かったのです。

そんなわけで、3人目の正直。耳は全然よくなっていなかったのに、この先生に診てもらっただけで、治ったかのように気分が晴れ晴れしました(笑)。今、その診察から1週間が経ったところで、多少は良くなってきた感じ。とはいえ、耳の詰まりも耳鳴りもまだあるのですが…。ま、大人の中耳炎は長引くというので、気長に待ちたいと思っています。

そんなわけで次回もし病院にかかることがあれば、私はもう国公立の病院に行きますよ! これまではお医者さんにかかる回数は少なくても、1回にかかるお金が高いので結構な額を支払ってきました。国公立なら懐にとぉーーーっても優しい! 活用しない手はありません。トルコの国公立の病院 LOVE ハート(手書き)ハート(手書き)ハート(手書き)! すごいゲンキンですが…ぽっ

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最終更新日  2021.08.20 04:23:27
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