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カテゴリ:東と西が出会う国 トルコ情報
応援のポチリをお願いいたします。 「親しい中にも礼儀あり」などという発想は全くないのが中東です。ですから線引きは大切。ま、トルコ人はアラブよりずっと空気が読めますし、アグレッシブではありませんので…ヨルダンやレバノンにいた時ほど強烈では決してありません。ヨルダンやレバノンでは本当に押しかけてきますから。 ↑レバノンの典型的なアパート トルコではこちらが線を引いている限り、相手もこちらの意向を尊重してくれている気がします。さて、ガジアンテプの現在の家のお隣さん、ちょっといわくつき。旦那さんはいなくて、母親と息子・娘 (いずれも十代後半) の3人暮らし。息子には一度だけ出会ったことがありますが、人と全くコミュニケーションをとることができません。首を完全に下に下げて、目も合わせず一言も発しません。精神的なものが関係しているのは明らか。 それは全然いいのですが、この母親、なぜか私の家に来客があるときに限って彼女も廊下に出ている。初めは「アレー?偶然ですね。こんにちは~」なんて挨拶をしていたが…頻繁過ぎる。そこで気づいたのが…来客をチェックされている❓ 来客といっても、このコロナですからお食事などに呼ぶような来客ではなく、荷物の配達、水の配達など配達関係がほとんど。でもこのお隣の女性が配達人の横になぜか立っていることが多い。 でもなんで私の家に来客があるってわかるのか? そこでまた気づいてしまった! そうかー、チャイムの音 (ピンポンという音) で分かるんだ!なんせお隣さんとは文字通りお隣さんで、壁の構造が薄いトルコの住宅事情ではあたかも同じ空間で生活しているのでは? と思えるほど音が筒抜けです。 私の家のチャイムが鳴ると彼女はスタンバイすると思われます。そして絶妙のタイミングで自分の家のドアを開ける。なので配達人がエレベーターで上がってくるときに鉢合わせ。こうして彼女は私の家に来る人を入念にチェックしています。こんなお隣さんと仲良くはなりたくありません。よね??? ね? ね? 仲良くなったら最後、問題に巻き込まれそうな予感がする。 さらに彼女、すごくネチこいんです。仲良くなりたいと思ってくれているのかもしれませんが、一度鉢合わせするとちょっとやそっとで引かないんです。「家においでよ」と何度か誘われましたが、その都度「あ、ちょっと用事がありますんで」と断っています。距離を置くべし! と私の第6感が告げています。 この間も、私の友達が届け物をもって来てくれた時に絶妙のタイミングで彼女が自分の家のドアを開ける。そりゃあ、絶妙のタイミングでしょう。だって合わせているんですから! たまたまその友達が男性だったので、うわ~勘繰られるやろな…と恐怖でした。いろいろ聞かれる前に逃げてしまおうと思って、あいさつも早々にこの友達と出かけようとすると…「あなたの文化ではお隣さんと親しくするという習慣はないの?」と聞かれた!なので、「え?はぁ~まぁ、日本にはありませんね」と、わざとすっとぼけて答えました。「そう…でもトルコではあるのよ」と言われて、「知ってますよー」と爽やかに答えて、「じゃあ、出かけますんで~」とサヨナラしました。 知っとるがな、中東の文化くらい❕ でも私が嫌なんです。いつ何時家に押しかけてこられるか分からないというシチュエーションに自分を置きたくない。特にこのお隣さん、いわくつきですから。そこへ来るともう 1 つの家があるアダナのお隣さんはごく普通の家庭で、時々食べ物を差し入れしてくれる。特に見張られもしないし、食べ物の差し入れだけで家に押し入って来ようともしない。そう、この爽やかな距離感がいいんです。 ガジアンテプのほうは要注意。そしてこの息子さんだと思うのですが、私の寝室と彼の寝室が隣り合わせのようで、明け方に彼のアラームがバイブするんです。バイブレーションなのに、すっごくはっきり振動まで伝わってくるこの壁の薄さ‼ でも彼は起きている気配はない。つまり延々と続くんです。彼は働いている様子もない。というのも、朝に玄関を出ていく音はしないからです。だったら何のために明け方にアラームをかけるのか? ゲームかなんかしているからでしょうかね。 もうこれが続くと…やめてくれ~という気持ちになります。なので本日、寝室を変えることを決定。寝室を変えるといっても、私は床に布団を敷く派なので…単に今日の夜から別の部屋に移動するだけ。この部屋、引っ越ししてから荷物置きの部屋になっていました。でもやっとやっと重い腰を上げて片づけました!この部屋は窓があるものの風が全く入らない部屋で、夏の間は灼熱だったんですよねー。でも秋から冬の間はぬくぬくの部屋。グフフ…これであったかいし、音も聞こえないし、熟睡できそうだ♡ いわくつきのお隣さんのおかげで、いろいろ調整が必要ですが…。まぁ会えば爽やかに挨拶だけはして、これからも適度な距離を保っていきたいと思っています。ふぃぃぃ。いつも見張られている生活は疲れるのう。 ~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~* ~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*
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最終更新日
2021.10.12 05:58:21
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