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カテゴリ:あんなホテルこんなホテル 中東のホテル
応援のポチリをお願いいたします。 さて、カッパドキアには「洞窟ホテル」と呼ばれるホテルが多数存在しています。といっても「洞窟ホテル」という特定の 1 つのホテルのことではありません。岩を掘りぬいて住居にしていたものを買い取ってホテルにしたりなど、岩の中にホテルが作られている形態のものをひっくるめて「洞窟ホテル」という総称を使っています。 今回私が視察先に選んだホテルも洞窟ホテル。でも結論から言うと、ホテルは悪くなかったけどオーナーの男性があまりにもいい加減で全く信頼ならないヤツだったので、このホテルとの取引はないなと。なのでこのブログ上でも名前は載せません。ま、洞窟ホテルがどんな感じなのか少し雰囲気を味わっていただければと… このホテルから見た風景。早朝の風景です。岩と住居が混在した不思議な世界。 トルコでは 10 月 29 日 (金曜日) は国民の休日なんです。なので、カッパドキアのホテルはことごとく満室。トルコでは国内旅行がかつてなくブームで、今回のように週末と合わせると 3 日間の休暇になるようなときは、カッパドキアのホテルもトルコ人で満室になるのだそうな。国内旅行の需要が増えると、コロナのように外国からのツーリストを迎えることができなくても、商売はやっていけますね。とてもいい傾向だと思います。 さて、直前にホテルを探しているようなタイプの人間、つまり私のような人間は部屋の空きを見つけることができませんでした。なのでカッパドキアは木曜日の 1 泊だけ。祝日初日の本日金曜日はアンカラへ移動。 今回泊まったホテルには、休日の前日の木曜日に 1 室だけ空きがありました。「ジャグジー付きの部屋なら空いている」ということで、スタンダードルームより少しお高い値段だったのですが、そこに決めました。でも、ジャグジーってあんた❕ 単なるバスタブ付きの部屋でした。しかもベッドの横にバスタブがあるという…。不思議な感覚…。トルコでこれ普通なんかな? で、洞窟ホテルってちょっと幻想的に思えるかもしれませんが、窓が少ないので実はすごくカビ臭いんです。ま、1、2泊くらいなら大丈夫でしょうですが、それ以上は圧迫感と換気の悪さが気になるかもしれません。で、そんなカビと湿気が気になる上にベッドルームにバスタブがあるなんて…。入りませんよ、ベッドの真横にあるお風呂なんて(笑)。 ↓こちらはベッドのほうから入り口を見たアングル。 あと、洞窟ホテルは洞窟を掘りぬいているので、天井がとても低い。今回も何度頭をぶつけたか…。こんな風に頭をぶつけているうちに、脳に外的な衝撃を与えすぎて記憶障害とかになりそうです。 ↓こちらはトイレ。緑のドアの後ろにシャワーもついています。ただしシャワーカーテンもないので、トイレの便器はべちゃべちゃになります。そして換気のシステムがないトイレはカビと下水の入り混じった独特のにおいがします。 ただし今回は夜のカッパドキアが零下近くになる季節だったので、ホテルの部屋ではヒーターがガンガンにたいてありました。ヒーターがついているとぐんぐん乾くし、カビ対策にはかなり効果的かと思います。 お部屋は清潔で掃除も行き届いていたし、悪くありませんでした。カビのにおいというのはどの洞窟ホテルでも似たりよったりなので…こちらに関しては割り切るしかありません。そしてこのホテルの朝食もなかなか良かったです。なので夜から朝食までは結構ハッピーで過ごしていた私。 ところが事件はその後に起きました。このホテルのオーナーは旅行会社も経営しているということで、カッパドキア終日ツアーに参加しないかと声を掛けられていたんです。団体の英語ツアーで、お値段は250TL (3000円くらい)。私はこれまでカッパドキアへは友達と一緒に来ていたので、レンタカーばかりで団体ツアーに参加したことがありませんでした。なのでどういうクオリティのものなのか関心があり、参加することに。英語ガイドがつくということで、楽しみにしていました。オーナーは「僕がアレンジしているツアーなんだ」と自信満々。ほうほう~。 ところが、ツアーの時間になっても車は現れず、待つこと結局 1 時間半以上。最終的にホテルのスタッフが車で私を送り届けてくれ、もうすでに始まっているツアーに合流することに。そして私が送り込まれたのはトルコ語のツアー。さらにトルコ人のハネムーンカップルだけのツアー。は? 私トルコ語のツアーにお金を払ったわけではありませんが。もうすでに 1 時間半以上損をしているのに、こんなオチ? そこでこのオーナーに電話をかけるも、返事全くなし。どうしろと? トルコ語のツアーガイドも困惑して、どうしていいか分からない状態。ちょうど外国人ツアーの英語ガイドをしている男性がいたので話をつけてくれて、そのツアーに参加しないかと提案されました。でも私としては、勝手に別のツアーに参加するうんぬんより、このホテルのオーナーにまず状況を説明してもらわないと。旅行会社なんですから。彼がアレンジしているツアーなんですから。 でもこのオーナーは電話にも出ず、全く役に立たない。そう、こうやって自信満々に話している奴ほど中身が伴わないというのは中東ではよくあること。そして都合が悪くなると、ほとぼりが冷めるまでだんまりを決めこむ。一番嫌いなタイプの男。そうそう、こういう男性に限って、逃れきれなくなると逆切れするかあくまで人のせいにします。 というわけで、もうこのホテルには見込みはありません。プロ意識が欠落しているオーナーなんて私のビジネスに要りません。こうして視察をするのは本当に大切。相手側に私の素性は知らせず、ツーリストになりきっての視察です。しかし、久しぶりにこういうタイプに会いました。アラブ男性には、こんなタイプしょっちゅういますがね…。トルコにもやはりいたか。 ま、これも旅行で得ることができる大切なフィードバックです。さてさて、明日は別の場所へと移動していきますよ~。 ~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~* ~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*
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最終更新日
2021.10.30 04:01:24
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