3218926 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

月の砂漠-ヨルダンから

月の砂漠-ヨルダンから

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

Thousand and One Nights

Thousand and One Nights

サイド自由欄

できるだけ多くの方に中東について知っていただきたいので、ブログランキングに参加することにいたしました。ご協力お願いいたします。読んでいただきましたら、1日1回下のリンクをクリックしてくださいね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村

ご旅行に関するお問い合わせは「Picturesque Jordan(https://picturesque-jordan.com/)」まで。中東旅行・ヨルダン観光のことなら何でもお気軽にご相談くださいませ。

↓楽天で買うニッセン。ニッセンの麻混の商品は質が良いです↓


カテゴリ

カテゴリ未分類

(16)

ヨルダン生活編

(296)

旅行記:″ヨルダンの風景便り″シリーズ

(76)

アラビアンナイトの国―オマーン情報

(34)

乳と蜜の流れる約束の地―イスラエル情報

(28)

Great Persia の世界 イラン情報

(10)

東と西が出会う国 トルコ情報

(240)

悠久のエジプト

(4)

ワディラムの情報

(24)

アラブとは何ぞや? アラブを徹底的に分析

(19)

徒然なるままに、わたくしごと

(285)

あれこれ アラブ世界

(161)

ぶらっとアンマン

(46)

おいしい! アラブ・トルコ料理

(56)

おススメの観光スポット

(32)

旅行前にチェック! ヨルダン旅行のヒント

(47)

ショッピング in ヨルダン

(18)

アラビア語うんちく講座

(23)

ヨルダンの現地旅行会社

(21)

ヨルダンから中東のほかの国々へ

(30)

もっときれいになりたい! アラブ式美容法

(19)

海外レンタカー

(2)

最新のツアー情報

(27)

シリア事情あれこれ

(44)

ヨルダン:ムジブ保護区

(12)

ヨルダン:アジュルーン保護区

(6)

ヨルダン:ダーナ保護区

(12)

レバノン生活編

(31)

中東の治安情報あれこれ

(5)

徒然なるままに雑学

(1)

あんなホテルこんなホテル 中東のホテル

(18)

日本人アテンド小話

(9)

スペイン生活編

(9)

珍ヨーロッパ滞在記

(24)

我流レシピ集

(9)

ワタシハ猫ニナリタイ

(15)

掲示板:緊急のお知らせ

(5)

イスタンブール生活編

(1)

サウジアラビア情報

(2)

ツーリストビザ解禁! サウジ情報

(4)

ガジアンテプ物語

(13)

アレッポ石鹸 - シリアの誇り

(9)

エジプト生活編

(8)

カレンダー

バックナンバー

2021.12.30
XML
応援のポチリをお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ 中東情報へ
 
クリスマスの日にエルドアン大統領の演説がありました。その中でエルドアン大統領は、ガジアンテプで起きた飼い犬の事件に触れました。この事件は5日ほど前に起きたもので、ピットブル犬2頭が4歳の女の子を襲って、女の子が頭と首をかまれて重体になっています。女の子は予断を許さない状態だったようですが、今日のニュースを見る限りでは手術は成功して口がきけるようになったようです…


↑ピットブル犬と被害に遭った4歳のアイシャちゃん。Youtube の動画は​こちら​から。

ピットブル犬はしつけがきちんとされていないと、飼い主にでも襲い掛かって来る恐れがある犬だそうです。トルコではこの犬の国内でのブリーディングが禁止されています。とはいえ、当局の目を盗んで違法なブリーディングが行われているようです。今回の事件では、この犬をきちんと管理していなかったということで、飼い主を含む6人が逮捕されました。

さて、この痛ましい事件に触れた後にエルドアン大統領が驚きの発言をして、トルコ国内で物議をかもしています。「飼い主のいない犬たちの住む場所は道路ではない。シェルターだ」という発言です。

トルコ、特にイスタンブールではお外で犬や猫たちが自由に暮らしています。道路が彼らの住処(すみか)。イスタンブールは特に猫や犬に優しい都市で、街角のあちこちに犬や猫が暮らしています。人々に撫でてもらい、餌をもらい、人間と動物たちが絶妙な距離を保ちながら共存しています。こうした様子については、Newsweek への寄稿でもご紹介しました。

星「トルコでは動物にも『権利』がある? 新たに『動物の権利法』が可決」https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2021/07/post-5.php
星「猫の猫による猫のための街 ‐ The city of the cats, by the cats, for the cats」 https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2021/05/the-government-of-the-people-by-the-people-for-the.php

先ほどのエルドアン大統領の発言に戻りますが、今回の事件を起こしたのはお外犬ではなく、飼い犬です。ですからなぜこの事件がお外犬に結びつくのかという声もトルコ国内で上がっています。動物愛護団体や愛護者たちはもちろん反対の声をあげています。シェルターに送る=犬たちを皆殺しにすることだ、という意見も見られます。さらに、お外犬たちは何も悪いことをしていない、餌と愛情が欲しいだけだ、という意見もあります。

いずれにしても、トルコ国内で物議をかもしているこの年の瀬の発言。さらにエルドアン大統領はツイッターでもこのように発言しました。

Sahipsiz hayvanların sokaklardan alınarak temiz ve güvenli ortamlara taşınmasını önemli bir hizmet olarak görüyorum. Tüm belediyelerimize hem vatandaşlarımızın güvenliğini sağlayacak hem bu canları koruyacak adımları süratle atmaları çağrısında bulunuyorum.
(道路にいる動物たちを道路から取り去って、清潔で安全な環境に移すことはとても大切なことだ。市民の安全と命を守るための措置を直ちに取るように自治体に呼び掛ける)

これにより、道路から犬や猫たちが排除されてしまう可能性があります。実際にそれを始めている自治体があるとも報道されています。エルドアン大統領は動物たちを「清潔で安全な環境に移す」といっていますが、トルコ国内にはそもそもシェルターがそれほど整備されていません。ですからどこに連れていくのか?ということが問題になります。

これは動物の権利に明らかに反するという声も聞かれます。動物たちが街角を自由に行き来するトルコならではの光景が今後消えてしまうかもしれない。このトルコならではの温かい光景は Youtube でもたくさんアップされています。1つだけこの記事にも貼り付けておきます。



確かにお外猫やお外犬の扱いは難しい問題です。でも、だからこそトルコが世界に誇れるこの文化…。これが脅かされていることをとても悲しく思います。まだ新しい動きですので、今後どうなっていくのか全く予想ができないのですが、引き続き見守っていきたいと思います。
~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*
日本未上陸の高品質のアレッポ石鹸を現地から直送​しています
ご関心のある方は​お問い合わせ​くださいね。
​​
~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*


手書きハートコロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中東情報へ
にほんブログ

↓猫しゃん大好きなチュール↓



足跡ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com

足跡お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイト当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/

足跡資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/
ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。

​​​​​
足跡中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.12.30 06:58:13
[東と西が出会う国 トルコ情報] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X