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カテゴリ:徒然なるままに、わたくしごと
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ いつまでも若いと思っているのは自分だけで、確実に年を取っているのが現実であります…。若いテクノロジー世代にはかなうわけもありません。ならば彼らから学ぶべし! アルゼンチン人の友達に28歳の息子さんがいるのですが、トルコ語とアラビア語に挑む彼が色々なツール(アプリ)を使いこなしていて、非常に面白い!若い世代の方々はご存じかもしれませんが、ここで少し紹介したいと思います。 日本で一般的なのかどうか分かりませんが…まずご紹介したいのは Chat GPT というアプリ。人工知能と会話できるアプリ。これを言語学習にどう使うかというと…。「アラビア語の Levantine 方言 (レバノン方言) でこれは何というの?」と尋ねると、速攻で返事が返ってくる。 なぜこれが非常に有用なツールなのかといいますと…。アラビア語学習者を悩ませるのが、教材の不足です。アラビア語でもフスハーと呼ばれる正式アラビア語の場合は教材は山とあります。でもアラブ達は日常でこのフスハーを使いません。方言で会話しています。トルコで日常的に接するシリア人たちはシリア方言で話します。シリア方言はレバノン・ヨルダン・シリア・パレスチナといったエリアをひっくるめた地中海方言のことで、国によって多少の違いがあるものの、この地中海方言を知っているとほぼ問題なくコミュニケーションが取れます。 このアラビア語の特殊性と複雑さについては World Voice への寄稿でも扱っています。 「アラビア語の不思議とアラビア語学習者へのアドバイス」 まぁ一言でいうと、地中海方言などのアラビア語方言は話し言葉であり書き言葉ではないので、学習するには耳に頼るしかない。教材が非常に不足しているというのが現状。もちろん私が学習を始めた16年前と比べると、今は Youtube などにたくさん動画が出ていますので、前よりはずっと学習しやすいです。でもやはり、系統立てて学ぶ方法は限られています。 アラビア語地中海方言を学びたい場合、この Chat GPT が大活躍。ただし難点は音声はないということ。なので、アラビア語の発音をある程度知っている人でないとあまり活用できません。 私も試してみました。「アラビア語のレバノン方言で “I miss you” はなんて言うの?」と質問してみました。でも返ってきた答えは、これは使わんなぁという答え。なので人工知能に対して「ちゃうで。こういうんやで」と返してみると…潔く謝ってくれました。この会話、貼り付けておきます。 こんな風に、まぁ全てが正確とは言えないのは当然ですが、言語学習者には非常に有用なツールだと思います。 さて次が Telegram の「Transcriber Bot」という機能。これは音声を言語化してくれるツールで、これまた言語学習者にかなり有用です。例えばアラビア語やトルコ語で音声のメッセージが送られてきたとします。アラブの場合特に、音声でのメッセージのやり取りが圧倒的に多い。 でも学習者にとっては、早すぎる、理解不能、コミュニケーションが取れない…という事態に陥ります。そんなときに音声をこの「Transcriber Bot」に転送するだけで、言語化してくれます。こんな感じ↓ Whatsapp に送られてきた音声のメッセージを Telegram の「Transcriber Bot」に転送するだけ。ただしアラビア語で表示されますので、アラビア語を多少でも知っている人でないと難しいですね。 こんな風なツールを活用しながら、言語学習に取り組む友達。いやぁ、興味深い~。私はアラビア語もトルコ語もすべて耳で聞いて学んできたので、聞き取る能力はあるみたいです。でも文法の解説などは全くできません。アラビア語を学び始めた初期はたぶん四苦八苦していたと思うのですが…あまり覚えていません(笑)。でもこんなツールがその時にあったら助かっていたのかもなぁと思います。 若い世代には驚かされることばかり。若い子たちには、「おばちゃんに情報共有してや~」と頼んでいます コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 にほんブログ村 ↓Iphone 14。日本だとこんなに安く買えるのか…トルコで買うと高い↓ ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com
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最終更新日
2023.07.19 18:33:42
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