アラブ男性は群れるのがお好き
アラブ男性は必ずといっていいほど「群れて」います。集団で群がっているアラブ男性を見ると、当初はかなり”ひき”ました。ガタイの大きな群れた男性たちは、かなり迫力があるのです。近所の店に買い物に行くと、店の前にはイスが並べてあって、男性が5,6人群れています。店内にもはたまた男性が3,4人輪になって店の主人とレジのところで群れています。道を歩いていても、男性陣が井戸端会議をしている場面によく遭遇します。群れた男性たちを避けることはできません。この男性陣に、足の先から頭のてっぺんまでなめるように見つめられ、さらに首を180度回して見つめられるので、たまったものではありません。どこに行っても目、目、目・・・。このあからさまな視線に、初めはかなり居心地の悪い思いをしました。今では近所の人たちに「ジャパニーズ ガール」として知られ、なめるような視線は少なくなりましたが、それでもひそひそと「彼女はジャパニーズだよ」などと言っているのが耳に入ってきます。ときどき「だから何やねん」「もぉ、ええっちゅうねん」と心の中で舌打ちしています。利点もあります。近所の人たちに顔を知られることで、夜遅くに街をうろうろしていても安心感があります。顔見知りになると、ディスカウントしてくれたり、家探しを手伝ってくれたり・・・なんてったってコネの世界ですから。仲良くするに越したことはないかもしれませんね。