カテゴリ:つぶやき
今日もまた一つ、知り合いとの別れを経験した。
出会いがあれば別れもある。 長い付き合いをしている人もあと残り僅か・・・ 自分もふと考えることがある。 なぜ続けているのか? 自問自答しても明確な答えは今の自分の中にはない。 RSが全く面白くないわけではない・・・ ゲーム自体は単調で、システム的にも目を見張るようなものは特にない。 成長の過程やいいアイテムを手にした時に僅かな喜びがあるぐらいだろう。 ギル戦が楽しいという人もいる。 つまりは、RSがMMOでなければ続けていけるだけのモチベーションは持てなかったはずなんだ。 生憎、自分は英雄願望なんてものは持ち合わせていない(つもり)。 G戦で誰よりも強く・・・ 誰も持っていないアイテムを持って・・・ どんな人よりもLVを上げてステータスを強くする・・・ そんな動機だけでは続けていくことは不可能だろう。 そんな自分にとって大きかったものは人との繋がり。 人との繋がりがなければ、少なくとも自分はとっくに止めている。 ゲーム内のキャラは、もう一人の自分。 リアルの自分をゲーム内に投影して、そこに在る者・・・ だが、いつのころからか、単なる投影ではなくなったのかもしれない。 リアルの自分にはないもの、それを持っているかのような振る舞いをし始めた。 リアルの自分とRS内の自分。 そこにはいつしか大きな歪ができていた。 リアルではありえない、望むべきではない理想を描いた・・・ 人との繋がりがあったからこそ、RSは楽しかった。 だがそれは、裏返せば繋がりがあるからこそ、ドロップアウトすることをためらわせることにもなった。 自分の意志の弱さを露呈した言い訳に過ぎないけれど・・・ そして、僕はRSを続ける一つの存在意義を自分の中に見ていた。 それがあったからこそ、僕は続けてこられたのかもしれない。 だが、それは・・・ その存在意義を見出せなくなれば自分というものが瓦解するということ。 事実、今の自分にその存在意義はあまり見出せていない。 自分は空っぽになった・・・ いや、それは存在意義などと呼べる代物ではなかった。 それに縋るしかなかったのだろう。 そういうふうに、自分にとって都合のいい言い訳を作り出していた。 そんなものがないと続けられないなんて、自分でも反吐が出る。 だがそれも、これで終わり・・・ 虚構の中に存在し続けたもう一人の自分は役目を終えた。 楽しい夢は終わった、いや、初めから夢は存在していなかったのかもしれない・・・ 僕は、もう一人の存在を演じることを止めることで、苦悩から逃げようとしている。 思えばいつも辛いことから逃げてきた気がするな^^; ただ、これだけは言える。 友人に誘われて始めたRSだったけど、いい人たちにめぐり合えて本当に楽しくて幸せだった。 ゲームという仮想空間の中で、ここまで人との繋がりを感じられるとは思ってもいなかったから・・・ うん、リアルでは話せないようなことも、もう一人の自分を通してだけ話すことができた。 思えば自分の感情を素直に吐露できたのはここだけだったかもしれない。 バーチャルな空間でだけ自分に素直になれた。 その楽しい想い出はいつまでもこの胸中に・・・ 唯一の心残りは、ただ一人として直接別れの挨拶を告げていないこと。 けど、意志の弱い自分にとってそれは致命的。 惰性的に続けることになってしまう・・・ だから、ここでお別れの挨拶をすることにしました。 けど、自分の想い出の中ではいつでもみんなに会えるはず・・・ ゲームの終幕はこれからと言う終わりの無いゲームの始まり 。 僕はこれからの自分を精一杯生きて行きたいと思います。 今まで幸せな時間をありがとう。 みんな元気でねーヽ(´ー`)ノ Walking with the wind blowing on your face. Walking towards the future. Busy days with no compass to guide you. After traveling to distant exotie countries... You will return to where you belong, one sunny day. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき] カテゴリの最新記事
|
|