テーマ:☆動物愛護☆(3966)
カテゴリ:赤ちゃん猫★ラッキーとピクシィ
今日、犬のクロちゃんの散歩をしている時、仔猫たちを拾った少年達と、道で再会しました。
私は彼らの顔を覚えていなかったのですが、向こうは覚えていて、リーダー格らしき少年が、 「仔猫どうなったん!」 と声を掛けてきました。 「仔猫は、病院にいったり、入院したりして、おばちゃんもミルクをあげて、一生懸命がんばったけど、昨日死んでしまったんだよ」 と伝えると 「えー!!!」 と、ショックな様子です。 「生きていた仔猫ふたりとも、とってもがんばって生きてくれたけど、小さすぎてダメだったんだよ」 「・・・」 (少年達無言) 「仔猫を拾ったのは、いつなの?おばちゃんがもらったのは土曜日だったけど、金曜日に拾ったの?」 と聞くと、 「金曜日じゃないよ。もっと前・・」 と言います。 「じゃあ、木曜日?」 「木曜日だったかな。」 「外に置いてたの」 「うん、外に置いてた」 5/21(木)に拾い、2日間も外に置いていたようです。 生まれたての仔猫が、2日間も外に置いておかれては、たまったものではありません・・・ 「生まれたばかりの赤ちゃん猫を、お母さんがいないところで、しかも外に置いておかれたら、おっぱいは飲めないし、おしっこも自分ではできないし、寒くて体は冷たくなるし、弱って死んでしまうんだよ。」 「2日外に置いてたから、死んじゃったのか・・・」 「そうだね・・・とても弱ってしまっていたよ・・・」 「●●おじさんは、暖めたミルクをあげたら大丈夫だって言ってたよ」 と、一人の少年が言いました。 「それは、もっと大きくなった仔猫ならそれでも大丈夫かもしれないけど、生まれたてのこんなにちっちゃな仔猫じゃ無理なんだよ・・・」 最初はへらへらしていた少年もいましたが、もう神妙な顔をして聞いていました。 「今度仔猫を拾ったら、毛布とかフリースとかで暖かくしてあげてね。そして、お母さんとかがダメって言ったら、おばちゃんところにすぐに連れておいで。おばちゃんが、助けてあげるからね。」 「うん、わかった。」 そして、少年達から意外な言葉が。 「今、仔猫どうしてる?」 というのです。 もう死んでしまっている仔猫がどうしてるかを聞かれるとは思っていませんでした。 「おばちゃんちにいるよ。お庭にお墓を作ってあげるんだよ。」 「おまいりに行ってもいい?」 と、一人の少年が言いました。 「よし!今からおまいりに行こうぜ!!」 リーダー格の少年の号令で、4人の少年達がぞろぞろと我が家にやってきました。 亡くなった仔猫たちの亡骸に対面させ、 「がんばったねって言ってあげてね」 と声を掛けると、手を合わせ口々に、 「がんばったね・・」 と言います。 また一人の少年が、 「他の仔猫は?」 とたずねてきました。 「お庭にお墓を作ってあるよ」 と答えると、 「お墓にお参りする」 と言います。 そしてまた、4人ぞろぞろと我が家の庭の、先に亡くなった2頭の仔猫のお墓の前に集まり、手を合わせました。 帰り際、 「もし、また仔猫を拾ったら、どうするか、覚えてる?」 と問いかけると 「あったかくする!」 との返事。 彼らは彼らで、本気で仔猫を助けたかったんですね。 でも、知識もなく、親の助けも得られなかった。 もし今度、彼らが仔猫を拾うことがあったら、その時はきっと、仔猫の体が寒くないように暖めてくれるでしょう。 外に置きっぱなしにすることはないでしょう。 そして・・・我が家に連れてくることでしょう(^_^;) 私も、その日が来たら、今度こそは小さな命を助けてあげたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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