テーマ:猫のいる生活(139036)
カテゴリ:猫チャリティー(=^・^=)
昨年ふくちゃんが超ありえない規模の餌やり繁殖現場から救い出してきた、たくさんの子猫の中でもとびぬけて美形のエイジ君。
深いブルーの瞳がとても印象的な、きれいな毛並みの白猫くん・・・ 我が家で預かり育てていたれいあちゃんが、里親希望のOさんご夫妻とのお見合いの日。 お預かりのひろさんちから写真撮影のために遊びに来て、ちゃっかり自分で「あなたがボクのお父さんですね!」と、だんなさんに猛アピールをし、しっかりご縁をGETした彼。 だんなさんの大好きなゲームのキャラクターの名前「レウス」とかっこよく改名して、れいあちゃんと一緒に一家よにん幸せに暮らしていたのですが・・・ その平凡で幸せな時間はほんの少しで終わりました。 レウスくんを、難病が襲ったのです。 先天性の「門脈シャント」。犬にまれにみられる病気で、猫の症例はほとんどない、宝くじよりも引き当てるのが難しい超難病・・・ 門脈シャント(門脈体循環シャント)とは、先天的または後天的な原因によって 門脈と呼ばれる血管と大静脈血管との間に異常な連絡路(シャント)が生じることで、 アンモニアなどの本来肝臓で解毒されるはずの毒素が体中を循環し、 障害を引き起こす病気です。 最初はまさか門脈シャントなどとは病院の先生もわからず、治療もままならずだったそうです。 門脈シャントとわかっても、シャントの中でも更にまれな「肝臓内部の門脈シャント」であることがわかり、あまりにも難しい症例過ぎて、あちこち当たった結果、手術ができるのは一番近くても遠い岐阜の大学病院。 しかもその手術費は少なくとも60万円以上はかかるとのこと。 シャントの影響でレウスくんの肝臓は老廃物をうまく処理できず、有害な物質が体を駆け巡り、その結果のひとつとして結石がゴロゴロできてしまう・・・うまく排尿ができず、根治手術の前に膀胱炎の手術、尿道の手術と、目の前の困難を取り除く手術が優先され、その治療費も4月時点で50万円はゆうに超えている状況・・・9月の譲渡から半年もしない間で、です・・・ 4月に一度レウスがそのような状況になっていると連絡をもらいましたが、こちらからの支援については辞退され、自分たちでなんとかするとだんなさんはおっしゃいました。 (ふくちゃんが大変な状況だったことを知り、遠慮されたのだと思います。) しかし、その後も結石を流れやすくするための尿道女子化手術(太く短くする手術)をし、良くなったかと思いきや、また結石が詰まってしまい長期入院・・・里親様ご夫妻の間でも今後どうするか意見がわかれ、八方ふさがりの状況となってしまったとのこと。 奥様から涙ながらにレウスくんの悲惨な状況に対する相談の電話があったのが8月に入ってからです。 それまで、ご夫妻ふたりでなんとかレウスくんを助けようと頑張ってきましたが、もう門脈シャントの根治手術をするよりほかに助ける方法がなくなり、しかし、貯蓄も底を付き、身内の誰に相談しても結局はペット・・・と理解してもらえず、お金も借りられずという状況に苦しんでいます。 レウスくんの症例は、根治手術をしても100%成功するとは言い切れないのだそうです。 それでも、それしか方法がなく、根治手術しない限りレウスくんにはもう余命いくばくもないのだったら・・・ 助からないとわかっていて様子を見続けるのと、助かるかもしれない手術を受けさせるのと、どちらが良いの?? ふくちゃんやその仲間たちは、猫を譲渡する際には「石川県庁から1時間半圏内」と条件を設けています。 それは、譲渡後も、我が子のように思い続ける猫たちの幸せを願っての事。 何か困難が起きた時には、絶対に助けよう、かけつけよう、という思いで設けた条件です。 私たちは、レウスくんを助けるために、里親さんのフォローをさせて頂きます!! 里親さんとの話し合いで決めました。 一刻も早くレウスくんに、門脈シャントの手術を受けてもらいます。 そのための資金は、仲間内のカンパと、にゃんぷくりんの売り上げでまかないます。 レウスくんの状態は、お金がたまるのを待てるような状態ではありません。 できるだけ早く手術の日程を組んでいただきます。 一括で支払うことはできないので、分割返済です。その返済を内輪のカンパとにゃんぷくりんで支えます。 まだたった1歳のレウスくん。どんなに苦しくても、一生懸命ご飯を食べて「生きたいよ!」と言っているレウスくん。 そんなレウスくんを助けるため、皆様もどうかご協力をお願い致します。 にゃんぷくりんでのお買い物で、レウスくんの手術費が作れます。 ご協力いただける方がいらっしゃるのであれば、カンパも謹んでお預かりいたします。 にゃんぷくりんへのご来店を、心からお待ちしております。 奥様のおなかには、ふたりの赤ちゃんがいます。レウスくんの弟妹になる子たちです。 にゃんずが赤ちゃんたちをかわいがってくれて、一緒に寝る姿はとってもほほえましい光景ですね。 レウスくんが元気になって、れいあちゃんと、パパママと、かわいい赤ちゃんたちと、6にん家族でいつまでも健康で楽しく幸せに暮らせるようにと祈っています。 体はしんどくても、目力は衰えていません。 子猫の頃と同じ、吸い込まれそうな深いブルーの瞳は健在です。 何度か命の火が消えそうになった瞬間もあったそうです。そのたびに彼は復活してきました。 手術の治りが悪いので、舐めないようにずっとカラーをつけっぱなしの生活です。 背中のステロイド注射の跡がジュクジュクになって大変だったそうです。 はげた部分を服のようなもので覆っています。 尿が漏れ続けているので常におむつをしています。 自分でスッキリトイレができるようになりたいね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.10 21:52:41
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