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テーマ:徒然日記(23331)
カテゴリ:言わせてもらう
世の中、どこもかしこも「ホメ合って」ばかりでキモチ悪い。
誰かが誰かのことを言う時には、うんと誉めそやす。 マイナスになるようなことは決して言わない。 mixyでの紹介文のことを岡田斗司雄がムチャペクトと言っていたが、 本当にそんな無茶苦茶褒めることばかりの世の中でキモチ悪い。 もっと批判しようよ。 mixyの場合は簡単だ。誉めれば相手も誉め返してくれる。 どんなに大袈裟な誉め言葉でも、言われれば気分がよかろう。 逆に批判したり嫌味を書けば同じようにやりかえされる。 誉めあうのは人間関係を潤滑にするのでいいことだと思う。 経済活動もどうもそんな感じで、誉めあうことでお互い利益を得ましょうよ、 という合意が見受けられる。mixyとちょっと違うのは、 大きい組織が「オマエを誉めてやる」みたいに力を持って 特定の対象をバックアップするところ。 褒めることのメリットは、金だ。 結局、その人を誉めて売れっ子にさせてしまうことが、 誉める側にとって利益をもたらすという構図がある。だから誉める。 どうでもいいようなモンが、誉められて段々ビッグになっていく。 それはちょっとキモチ悪いね。 音楽雑誌をちょっと読んでみれば、とにかくどんなミュージシャンのことも 褒めちぎっている。新しく出るCDのことを悪く書いているものは ひとつもない。期待に満ち満ちたコメントが満載で驚く。 「これはちょっとどうかな?」なんて書き方は皆無である。 音楽雑誌は一例に過ぎないが、世の中すべからくそんな調子で、 結局売れないアーチストは淘汰されるというのに、 「これはちょっとね」を言える人が居ないのは、いかがなものか。 必要ないのか? 本当に必要ないのか? どうでもいい文化が大手を振っていることに、 いささかイラだちを覚える今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月14日 03時06分25秒
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