あの！大槻教授が
江原さんを批判する本を出すそうで。

タイトルは「江原今様イタコの嘘」だそうで、
なんかタイトルからして
敵意をむき出しですね～（笑）。

UFO論争の時は楽しかったけど、
江原批判というのは、
大槻先生もメディアに踊らされて
書いちゃったんじゃ？って感じがするな。

すべては科学で解決する！という強い意志よりも、
この機に乗じて世間に発言してひと騒動起こそうって
魂胆があるような。

まぁ、それ自体、騒ぎが起きれば起きるほど嬉しい
マスコミの差し金だろうけどね。

前世とか占う人がいてもいいとは思いますけどね。
妄信するのは良くないですな。

そもそも前世占いというのは、
精神的に病んでいるヒトの治療みたいなところがあると
私は思っています。

健全なヒトは、それはそれ、これはこれとして、
エンターテイメントとして楽しめば良いのだが、
前世占いや催眠療法なんかで心が救われたという体験を
持ってしまった人たちが、まるですばらしいことのように
持ち上げすぎだし、他人に押し付けすぎなんだよね。

私の知り合いで、やや心がねじれた女性がいて、
自分でも問題を感じてセラピーに通っていたけど、
セラピーの先生が何の指示もしていないのに、
瞑想状態になって、勝手に前世を見たと言ってた。

「急に見えたのよ！」と彼女は主張する。

セラピーの先生も予想外の展開ではあったが、
「見える」と主張するクライアントにいろいろ質問をして、
それがどんな前世であったかを確認する作業に入ったそうだ。

彼女は、それが自分の前世であると信じて疑わないのであるが、
なんで都合よく、ヨーロッパの貴族の娘で、美しいドレスを
着ているという設定なのか、甚だ疑問である。

「愛のない結婚をしていた」「いやな性格の女だった」とか、
前世の状況をいろいろ語ってきかせてくれたが、
なんだか何もかもが都合よく出来上がっているような気がして、
私は、そんなこともあり、前世は信用していない。

あっても良いが、なくても別にかまわないだろ。

思うに、彼女は、そんな前世が欲しかったんでしょ。
見たいものを勝手に見たのであって、
それが妄想でないと証明はできない。

いうなれば、彼女は、それを前世だと、
他人に認めさせることで欲望を満たしたに過ぎない。

そんな欲望を捨ててしまえば、結局、前世を知りたいとは
思いもすまい。

前世を見たい、と心の底から願う人は、
単に満たされていないだけなんじゃないのかな？
と、思う。

大槻教授は、単にお騒がせな批判本を書くのではなく、
そういう脳のありかたについてもっと科学的に追求した
研究本などを出して欲しいものである。

結局は、心の問題なのだから、心を生む脳についての
研究をもっと進めてほしいものだなぁと、私などは思うのであった。

脳科学、もっと進まないものだろうか？


Lee Roy887731


「ふふふ、前世でアタシはお姫様だったのよ…」
とかウットリ顔で言う人とは、お付き合いを考えてしまいますねぇ。