やたらに稼いでいる友人と飲んで
酔っぱらいになった頃、
「わたしに友達はいない」と彼女は言った。
じゃあ、こうして一緒に飲んでる私は友達ではないのかな?と
私は思う。
またべつの女性との会話。
「友達はみんなライバル」みたいなことを言われる。
友達という存在に幻滅しているような口調。
友達は、彼女が良い仕事をしても、それに対価を払うお客には
決してなってくれない存在なのだと。
あぁ、なんとなくわかる。
なるほど、ヲンナがひとりで生きて行こうとするならば、
まずは友達をばっさり切らなくてはならないのかもしれない。
いろいろあるな、人生は。
四つの嘘