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2009年10月28日
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テーマ:徒然日記(23327)
一人暮らしの部屋は、広めであったが、
なにしろ台所が狭かった。

小さなシンクのすぐ横に電熱式のコンロがひとつ。
まな板を使うときは、
シンクの上をわたすようにして作業する。狭い。
野菜や材料を置くスペースなどないので、
フランフランで買ったお洒落なワゴンを使っていた。
だけど、料理をするような台所ではない。

台所のすぐ横に洗濯スペースと玄関がある。
食器を洗っていると、スポンジの泡液が、
ビュッと飛んで、玄関の靴を濡らしてしまうことも
しばしばであった。

大切な靴は玄関に置きっぱなしにしてはいけない。

台所の向かいにはバスルームがあり、
トイレと風呂が一緒になった、
これまた実に狭い
ユニットバスがあった。

台所で作業をしていると、背後にはトイレ、風呂場、
横には玄関と洗濯機。
いったいここは、キッチンなのか、バスルームなのか、
それとも玄関なのか、…わからなくなってしまう。

そうだ、これが一人暮らしの部屋というものだ。
風水なんて、いくらやっても無駄と思われるような
構造を持った独身者向け住宅。

独身である限り、
この狭苦しい混沌の中に住まわねばならないのだ。
そんな現実には、ちょっと悲哀が漂うが、
それでも自分なりに住みやすくアレンジしたり、
創意工夫でうまくやっていける自信はあったのだ。

その自信を崩壊させたもの、それは、ゴキブリであった。

10年目を越えたあたりから、
ゴキブリがひんぱんに出るようになった。
それも大きいヤツ。

ゴキブリばかりは、いくら対策をしても
出るものは出るので、仕方がなかった。

長く住んでいるうちに周囲の住人は、
独身の20~30代男性ばかりになっていた。
以前は、ひんぱんに引越を目撃したが、
最近は不景気のせいなのか、誰も出て行こうとしない。
もしかすると、近隣住人の部屋が
ゴキブリを繁殖させているのかもしれない、
そんな疑念もわき上がるが、確かめることはできないし、
ゴキブリに対しては、受け身でいる他なかった。
これは、つらい。

夏のはじめには、目にする黒いものは、
なんでもゴキブリに見えてしまうまでに、
精神的に追いつめられていた。


遺品整理屋は見た!!


もう限界だ。
なにがなんでも、引越しよう。
そうだ引越だ。
考えてみれば、長く住んで、何もかもが傷んできている。
そろそろここを引き払う頃合いなんだ、そうなんだ。
なにも、あえてこんなボロい部屋に住み続けることはない。


アート引越センター全員野球の経営

さぁ、引越だ!
と、思って物件を探すものの、
同じ広さを求めると、家賃がぐっと上がってしまう。
家賃を上げない事を条件に探すと、築年数が激しく古いとか、
交通が不便だったりして、なかなか条件が合わない。

私は、広い家に住みたいのだ。

苦肉の策として、持ち物を減らす事にした。
家が広くないのだったら、持ち物が少なければ、
相対的に広くなるではないか。
そうすれば、今よりちょっとばかし狭い部屋に移ったって、
さほど苦しいこともないだろう…。

それにしても、なかなか良い物件はないものかの~。
と、煮え切らずにいた時、
友人にゴキブリ・ストレスの話と引越したい話をした。

友人は、
「フリフリさん、ウチに住めば?」
と、言った。

この友人はKという。
Kの家は、ファミリータイプの大きな家だ。
私が憧れてやまない広い家に、Kは一人で住んでいた。

私は、Kの申し出にかなり戸惑った。
Kと一緒に暮らすなんて、できるんだろうか?
他人と暮らすなんて、
最も自分の性格と合わない行為なんじゃないか?

Kとしては、家族がみな他界してしまい、
自分も独身を貫くつもりだから、
40過ぎの独身女性同士、共に暮らすことは、
メリットが大きいし、大きな家にも住人がいた方がいい、
という考え方のようだった。


私たちの住居学


私は、悩んだ。考えた。

つづく










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最終更新日  2009年10月29日 01時48分22秒
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